女子の色気の出し方について、ネット上にさまざまなインフォメーションがあります。が、その中には、男性心理から見て、いかがなものか、というものもあります。 　今回は、男性心理に見る「女子のまちがった色気の出し方」についてお届けします。さっそくご紹介しましょう！

1：飲みの席で口説かれてうれしそうにする

「倍率が高い女子のことが、男子は好き」というインフォメーションがネット上にあるからなのか、飲みの席でさほど興味を持てない男子から口説かれても、ニコニコと嬉しそうにし、どことなく色っぽく振る舞っている女子がいるそうです。 　飲んでいるときくらい、誰に口説かれようと、それに対してどんな態度をとろうと、その人の自由なわけですし、なにも「色気」を気にしてそういう態度をとっている女子ばかりでもないと思いますが。 　が、冷静な男子は「この女子って、ちょっとお酒が入って男に口説かれたら、とたんにうれしそうにしているし、ちょっとエロそうなことをやるんだ……みんなにそうしているのかな」なんてふうに、しれっと見ています。そして「『みんな』にいい顔をする女子って、どんなにかわいくても、付き合えないな」と思ったりもします。 　気のない男子に飲みの席で言い寄られたら……品よく、場の空気を乱すことなくその人を遠ざける……こういうテクくらい、25歳も過ぎれば持ちたいものです。気のない男子に密着されたまま、合コンの隅っこの席で笑顔で耐えている……これがまちがっているということです。 　男子って「みんな」にいい顔をする女子に、あまり気持ちが入っていかないのです。あくまでも「おれだけに見せてくれるいい顔」に惚れるのです。

2：エッチのテクを磨くためにネット動画で勉強する

　女子の色気を磨く方法のひとつに「コトをおこなうとき、彼に色っぽく見られたいから、ネットの無料動画でエッチのテクを勉強する」というのがあるそうです。まことに結構なことだろうと思います。ノーテクで気持ちよくない「コト」より、テクニシャンのほうが、一般的に男子は感じるからです。 　でも、無料動画の良くないところは「それはプロしか使わないテクなのか、ふつうの女子が使ってもおかしくないテクなのか」を教えてくれないところです。それを知っているのは、「プロ」の女性にお世話になったことのある男子と、プロの女子だけです。 　だから、下手に無料動画でお勉強しちゃうと、「すごくプロっぽく」見えてしまって、それはまちがいだろう……ということです。 　エッチなんて、自分がしたいようにやればいいのです。あるいは自分が気持ちいいようにやればいいのです。それに男子って、女子よりエッチな動画をたくさん見ているので「おれがやりたいエッチのパターン」を、明確にいくつか持っています。 　とりあえず、彼がやりたいエッチができるような空気をつくってあげるのが、「色気のある女子の作法」では？ それができれば、今度は彼が、あなたがやりたいエッチのパターンをやらせてくれますって。

3：カラオケで色っぽい歌を選曲する

　気になる男子がカラオケの場にいたら、周囲の人の気持ちを考えることなく、あからさまに愛の告白的な歌詞の色っぽい歌を歌う女子もいるかと思います。まぁ、それはそれで色っぽいことなのでしょうけど、日常的に歌を聴かない男子って、「そこまで」歌詞を聞いていなかったりもします。 　ではカラオケにおいて、男子は女子のどういったところに色気を感じるのか？ 　声です。 　女子は男子の声に惚れやすいと言われているそうですが、男子だって女子の声に色気を感じて惚れちゃうのです。声に色気を感じるということは……どんな歌でもいいので、恥ずかしがらずに精一杯歌うだけでいいということです。 　いかがでしょうか。 「色っぽい」を女子が追求しだしたら、それは次第に「エロっぽい」とか、いわゆる「プロっぽい」言動になったりしませんか？ たとえば、色っぽいボディタッチを追求したら、おそらく「プロっぽい（エロっぽい）ボディタッチ」になってしまうように……。女子のそういうところに引っかかる男子がいるから、そういう色っぽさを追求する女子がいるのでしょう。 　でも、ホントに男子が感じる女子の色気って、「思わず出ちゃったこと（もの）」にあるように思います。たとえばカラオケでみんながいるから無難に歌おうと思っていたものの、思わず色っぽい声になっちゃったとか。あるいはオフィスでなにげなく髪をかき上げたら、それを男子が見ちゃって、思わずウホッとしたとか。 　女子が男子に感じる色気も、そういう無意識的なところだったりしませんか？ 「彼に声をかけたとき、彼が『ん？』って言う、その『ん？』に色気を感じるんです」（22歳・アパレル） 　みたいなことと同じようなことって、ありませんか？ そういういわば無意識にやらかしちゃったところに、人は色気を感じると思うのですが、みなさんいかがでしょうか。