占いに相談に来るのに、同じあやまちを犯してしまうワケ

こんなに頭のいい女性たちが、詐欺に引っかかる経験をすると、もう二度と同じあやまちは犯さないだろうと思いませんか? ところが面白いことに、一度詐欺師にひっかかった人は、必ずと言っていいほどまた詐欺にひっかかる傾向にあります。
そして彼女たちの口癖はコレです。
「絶対に大丈夫!」「今回だけは違う」「私、偉い人に好かれるんです」
この3つに共通しているのは、根拠のない自信があること。自分を客観視できていないばかりに、根拠のない自信を抱いてしまいます。つまり、身近な友人知人よりも偉い立場の他人のほうを信用してしまうのです。
このように、自分より優れている他人と仲良くすることが、いつのまにか自分のステータスになっています。彼女たちは金銭的に余裕がありますから、お金を払って占いにきているのに、「騙されているのでは」と厳しい意見を言うと、必ず「違う!」と反論します。

このような女性は昨今、とにかく増えています。自分を肯定してほしいがために、当たると聞いてはさまざまな占いを回ります。厳しい意見を(現実的な事を)言う占い師に対して、肯定的なことを言わせようとしたりします。
占い師とはいっても、私の場合は統計学で占います。その鑑定結果をよかれ悪かれ正直に伝えますが、それ以前に占いでは解決出来ないことを相談されに来られる方が多いのが現実です。「その問題は弁護士に言えば解決するのでは?」と思うような相談も多くあります。
占いは活用の仕方によってはより良い方向に導く手助けになるとは思いますが、使い方次第ではマイナスに働いてしまうので、占いとの向き合い方も考えたいものですね。
<TEXT/christy.>
【christy.(クリスティー)】
幼少の頃より、気学の大家である母親の元で方位学を学ぶ。大企業や多数の著名人・有名人などを顧客に持ち、占いの枠を超えて多方面でも活躍。HP:
http://www.christy516.com/
Twitter:
@christy516