
専門ショップはあっても、毎日飲むのであれば自宅で手作りできたほうが継続しやすいもの。そこで、店舗の管理栄養士さんにバターコーヒーの作り方について教えていただきました。
「金属フィルター又はフレンチプレスで入れたコーヒー200~250mlに、良質なバター10~15gとMCTオイル10~15ccを目安にブレンダーに入れ、20~30秒攪拌させます。
味の好みや空腹感を感じるスピードでバターやオイルの量を調整してください。
1杯では空腹感を感じるという場合は、2杯まで増やしてみることを推奨します」(管理栄養士さん)
バターコーヒーは、「材料ひとつひとつにこだわって良質なものを選ぶことが大切」と、坂上さん。材料の選び方や作り方のポイントは次の通りです。
●コーヒー豆
アラビカ種のストレートコーヒーの豆、なかでもウォッシュド(水洗いされている)がおすすめ。煎り方が浅ければ浅いほどカフェインやポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く残るので、浅煎りが望ましいそう。
●グラスフェッドバター
グラスフェッドバターや有機JAS認証のバターなど、品質の良い牛のミルクを使ったバターを選びましょう。
●MCTオイル
出来れば100%ココナッツ由来の物を使用しましょう。
●金属フィルターの使用
家庭でのコーヒードリップで一般的に使われるのはペーパータイプのフィルターですが、せっかくの抗酸化作用のあるコーヒーオイルが紙に濾されてしまうので、金属フィルターを使用するのがおすすめ。
●しっかり攪拌する
しっかり攪拌させるとクリーミーさが増し、バターやMCTオイルの成分が体内により吸収されやすくなります。
====
MCTオイル摂取に体が慣れていないと、お腹がゆるくなることがあるそう。ほとんどが慣れの問題なのであきらめずに継続してみてください。また、早く飲みすぎると気持ち悪くなる場合もあるそうで、ゆっくり味わいながら飲むのがおすすめです。
夏に向けていよいよ本気でダイエットしたい! でも、運動とか面倒くさい……と思っている人は、まずは飲むだけで簡単なバターコーヒーにトライしてみては?
<TEXT/佐藤まきこ PHOTO/最強のバターコーヒー>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】佐藤まきこ
女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:
@hawaii_milestone