コーヒー+バターで35kgダイエットした人が!作り方を聞いてきた
コーヒーに「バター」を入れるとダイエットにいい、と聞いたことはありますか? 一瞬、逆効果なんじゃないかと思ってしまいますよね。そんな不思議な飲み物「バターコーヒー」がじわじわと注目を集めています。
そもそも、バターコーヒーとは何なのか。実は、バターコーヒーに使われるバターは家庭で使われる一般的なバターとは異なります。抗生物質などが使われた穀物を飼料として育つのではなく、牧草を食べて育てられた牛のミルクから作った「グラスフェッドバター」を使用しています。
さらに、バターコーヒーに加えられるのが「MCT(中鎖脂肪酸)オイル」。ココナッツ油やパームヤシ油などに含まれる天然成分で、体内での消化吸収が早いため、摂取するとすぐにエネルギーに変わる性質があります。
医師の斎藤糧三さんいわく、上質なグラスフェッドバターは、グレインフェッドバター(通常のバター)に比べて脂質のバランスに優れており、また、MCTオイルは摂取後エネルギーに変わりやすく体の中に溜まりにくいばかりでなく、体内でケトン体に変わり抗酸化作用を発揮するのだとか。
また、「“バター・オイル=太る”というイメージが強いと思いますが、バターコーヒーには肥満ホルモン『インスリン』を分泌させる糖質はほとんど含まれないので、飲んで太るということはありません」(斎藤糧三医師)。
バターコーヒーを継続して飲むことによって、体内のエネルギー効率がよくなり、脂肪燃焼の促進が期待できるそうです。
そんなバターコーヒーを3カ月飲んでいるうちに、35kgもの減量に成功したというのが坂上徹さん。その経験をきっかけに、バターコーヒー専門店「最強のバターコーヒー」を6月にオープンしたそう。
コーヒーにバターの欠片を入れるわけではなく、ブレンダーでしっかり攪拌(かくはん)して作られるため、コーヒーに油が浮いているようなことはありません(実はこれが健康によいオイルを吸収良くする秘訣)。見た目はカプチーノのようで、とってもクリーミーな口当たり。暑い季節なら、氷をプラスしてアイスバターコーヒーで飲むのも人気です。
バターを入れるのに痩せるってどういうことなのでしょうか?
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バターコーヒーの味は?
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