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「え、手術中の写真!?」心臓外科医パパが我が子2人と手術したモノの“正体”。本人にいろいろ聞いてみると

 アメリカ在住の心臓外科医である月岡祐介さん(@TsukiokaYusuke)が2025年1月に発信したポストを見て、驚いてしまいました。なんと、手術中の様子をXにアップしていたのです……。  安心してください。手術されているのは人間ではありません。

お尻が破けたぬいぐるみを子どもたちと手術

ぬいぐるみの手術風景

衝撃(?)の手術写真

友達にもらった大切なぬいぐるみが破れて娘が泣いていたので一緒に手術で治しました。手術用ハサミを少しプロっぽく扱えるようになりました。娘がとても喜んでくれてよかったです」(月岡さんのポストから)  執刀医は月岡さんで、助手を務めたのは8歳の娘さんと6歳の息子さん(※ともに当時の年齢)。そして患者は、お尻の部分が1~2cm破けたワンちゃんのぬいぐるみでした。
ぬいぐるみを抱いて満面の笑みの娘さん(左)と息子さん(右)

ぬいぐるみを抱いて満面の笑みの娘さん(左)と息子さん(右)

 この手術の結果は……無事に成功! ぬいぐるみの安否を心配していた娘さんも、手術後はニッコリ笑顔です。家族一丸となって臨んだこの手術の詳細について、月岡さんに話を聞いてみました。

臨場感たっぷりのセッティングは月岡医師の発案

今回、“破れたぬいぐるみ”の手術で執刀医を務めた月岡さん

今回、“破れたぬいぐるみ”の手術で執刀医を務めた月岡さん

――娘さんの大切なぬいぐるみを治すために、執刀されたそうですね! 月岡:今、私たち家族はアメリカにいるのですが、アメリカから日本に帰る親友の子から娘がもらったぬいぐるみでした。お尻のところが破けたので、糸と針で修復したという感じです。 ――Xにアップするために手術っぽい状況をとりあえず撮影しただけではなく、本当に手術をされたわけですよね……? 月岡:そうですね。臨場感を出したほうが子どもも楽しいかなと思い、手術っぽい感じでやってみました。ぬいぐるみを手術台に乗せ、傷口以外の箇所には布を被せて、ちゃんと手術用のハサミとピンセットを使って縫合しています。 ――本当に臨場感たっぷりですね(笑)。今回は、月岡さんが子どもたちに「ぬいぐるみの手術をして治そう」と呼びかけたのですか? 月岡:そうですね。最初は「パパ、直して」と言われたので一人で修理するつもりだったのですが、自分でやらせたほうが責任感を実感してくれるかなと思い、「やろうよ」と声をかけました。
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パパに「手術しようよ」と言われた子どもたちの反応は…
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