さて、あなたが一番多くチェックしたのは、どのタイプでしたか? もし同数だった場合は結果でしっくりくるものを選んでみてください。
・遊びの恋愛(ルダス)
恋に落ちるというよりも、相手を「攻略」することに恋愛の楽しみを見出すタイプ。適度な距離を保ち、プライベートに踏み込まれることを嫌います。ゲーム感覚で恋愛を楽しむので同時進行で刺激的な関係を持つことも厭わないところがあります。
・ロマンの恋愛(エロス)
互いに強く惹かれ合うような運命的な出会いを恋愛に求めているタイプ。エロスタイプは、一目惚れをしやすく「私たちはなんてお似合いなんだ」と相手を美化することもあります。恋に落ちるという表現がぴったりのロマンチックな恋に憧れます。
・友情の恋愛(ストルゲ)
友達の延長のような恋愛関係を望むタイプ。友達だったり、同じ趣味をもつ仲間として一緒にいるうちに次第に友情が恋に変わってきたという穏やかな関係を好みます。知らず知らずのうちに互いに意識するようになり、仲を深めていきます。
・実利的な恋愛(プラグマ)
合理的に相手のスペックを見極めて恋愛をするタイプ。どんな職業についているのか、経済力はあるのか? など相手と付き合うことで「自分にどんな得があるのか?」を見極め、自分が望む欲望を満たしてくれる相手でないと好きになれません。
・嫉妬の恋愛(マニア)
恋愛体質で嫉妬深いタイプ。ケンカをするとやつれてしまったり、うまくいかないと仕事が手につかなかったり恋愛で感情が大きく揺さぶられてしまいます。また独占欲が強く、相手からの好意を繰り替えし確認しないと気がすみません。
・献身の恋愛(アガペー)
相手が喜んでくれるためなら、どんな無茶なこともやってのけるという献身タイプ。自分のペースや考えより相手を最優先します。また見返りを求めずに、相手のために尽くすこと自体に喜びを感じます。
基本的に、同じ恋愛タイプ同士は、価値観や距離感が似ているので相性がいいのではないでしょうか。
ルダス⇔アガペー、エロス⇔プラグマ、ストルゲ⇔マニアは恋愛に対する価値観が逆の組み合わせになるので相性が良くないとも言われています。
ぜひ、この診断を相手の男性と共有してみて、お互いの恋愛観を比べてみてください。

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9月に上梓した新刊『
日々の悩みが消える 哲学手帳2018』は、こういった「性格診断テスト」と、 哲学者の教えから自分を深堀りしていく「哲学ワーク」を盛り込んだ、2018年のスケジュール帳です。
日々の悩みから解放されるには、まず自分の内面をもっとよく知ることが大切だと思うのです。
<TEXT/原田まりる>
【原田まりる】
1985年京都市出身。作家・哲学ナビゲーターとして活動。著書に『私の体を鞭打つ言葉』、『ニーチェが京都にやってきて、17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』、9月に『
日々の悩みが消える 哲学手帳2018』をリリース。11月に新著『まいにち哲学』(ポプラ社)が発売予定