
※写真は、同書とは別の写真です。
●材料
サバ缶 1缶
酒、醤油、みりん 各大さじ1
砂糖 小さじ1
白いりゴマ 大さじ2
●作り方
1)生姜はすりおろす
2)鍋にサバ缶を汁ごとあけ、調味料をすべて入れる
3)中火にかけ、汁気がなくなるまで炒める
4)白いりゴマを入れ、フレーク状になったら火を止める
これが基本形です。本書では、
クリームチーズ+黒コショウ+サバ缶フレークをクラッカーに乗せる、というオシャレレシピも。今すぐリッツパーティーが開けそう。
私の案としては、お茶漬け、おにぎりの具、餃子の具、納豆ミックス、卵焼き、パスタに和える、等々、けっこう使えそうですよね。
サケ缶でしたら、サケと白ゴマと大葉で混ぜご飯をつくり、一食ごとにラップで包んで冷凍しておくのはいかが。
トマト缶はもっとシンプルに、余り野菜とコンソメキューブでミネストローネ風になりますし、いっそのこと四天王の一缶である大豆缶を投入し、辛味テイストにしてチリコンカン風にしちゃうとか。

普段は缶詰売り場を素通りしている方も、試してみる価値はありです。一度足を止めてみると缶詰の種類の多さに驚くかも。ただし、
本書が推薦するのは水煮缶です。調味料漬けやオイル漬けは、塩分過多・カロリー過多になるということで本書はNGを出しています。
最後に、缶詰は非常食としても万能です。楽しく手際よく水煮缶料理ができれば、非常事態にも備えられそうですね。
<TEXT/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
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