昨年から何かと世間を騒がせている、芸能人の恋愛スキャンダル。いわゆる“ゲス不倫”から、タレントの熱愛まで、ひとたび報道される、SNS上ではさまざまな意見が飛び交います。 　その反応を見ていると、男性と女性では、批判の向かう先や叩き方が違うように感じられないでしょうか？ 　例えば、今年6月の「第9回AKB48総選挙」で、突然の“結婚宣言”を発表して波紋を呼んだ、元NMB48のメンバー須藤凛々花。 　男性ファンからは一時期「ファンの期待をどれほど裏切ったと思っているのか」「てめえ何したかわかってんのか？」「ファンに謝れ！」などの罵声が、須藤本人のSNSへと集中しました。 　一方、10月前半に『女性セブン』がスクープした、若手人気俳優・竹内涼真とアイドル・里々佳の交際報道では…「竹内クンに裏切られた！」という女性ファンの声はなかった模様。 　女性ファンの反応を見ると、2人の関係を好意的に捉えるファンもいる一方、里々佳に対して「釣り合ってない」「売り出し中だったのに配慮がなさ過ぎる！」「竹内ファンの夢を壊した」「私たちの竹内くんを返して……」といった声が目立っていました。 　男性ファンは女性タレント本人に怒る一方、女性ファンは当人でなく交際相手の女性に怒る――上記の例に限らず、そんな傾向があるようなのです。この違いはなぜなのでしょうか。