マンネリな炒め物が、もろきゅうの“あの味噌”で生まれ変わる!
いつもの味に飽きたら、コレ。
「炒め物」って、一番ラクチンな料理! と言いたいところですが、いくら高級な万能調味料を使っても、味がマンネリ化しがちでありませんか? もしくは、ちょっと変わった味を求めてレトルトタレを使うも、納得のいく味にならなかったり…、そうです、意外と味がキマらないメニューかもしれません。
そこで今回は、いつもの炒め物からカンタン脱却!「コレ、どうやって作ったの?」と驚かれる調味ワザをご紹介したいと思います。
今回ご提案する、炒め物の味の“決め手”となるのは、「もろきゅう」でおなじみの「金山時味噌(きんざんじみそ)」なんです。
「金山時味噌」とは、鎌倉時代に中国から伝わった発酵調味料。大豆に麦こうじと塩を合わせ、塩漬けにした野菜(ナス・ウリなど)や香辛料を加えて熟成させる、というのが基本の作り方です。味噌よりも塩辛くなく、華やかな香り・旨味・甘味が特徴で、調味料として使うよりも、野菜に添えて、ごはんに乗せてなど、そのまま使う方が一般的かもしれません。
名産地としては和歌山、千葉、静岡などと言われていますが、他県であっても全国の大きなスーパーに行けば購入しやすいアイテムです。(見つからない場合は、味噌専門店のオンラインショップで!)
今回はこの複雑な味わいを醸(かも)し出してくれる金山時味噌を、“調味料”として使うのがポイント。それでは次に、他の調味料の紹介に移りましょう。

味のポイントとなるのは、「金山時味噌」

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