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アルマーニ騒動より深刻?「制服の着方が悪い」と生徒50人を帰らせた英学校

 銀座にある中央区立泰明小学校が、4月に入学する新1年生から、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」デザインの制服を採用する方針を決め、波紋を広げている。最大8万円余りもする制服を同小学校が導入することに対し、保護者や世間から反発する声が聞かれるが、制服をめぐり学校側と保護者が対立するのは、なにも日本に限ったことではないようだ。

 イギリスでは、ある学校に通う学生らが、制服をちゃんと着用していなかったという理由で家に帰らされたことが問題となっている。複数の英メディアが報じたところによると、英の学校「コンセット・アカデミー」にて、休暇明けに適切な靴やズボン、靴下を着用していなかったことを理由に、約50人の生徒が帰宅させられた。

コンセット・アカデミー外観

コンセット・アカデミー外観 ※画像はグーグル・ストリートビューより

 この事実を知った保護者らは激怒。現在、保護者側は制服に関する厳しい校則について疑問を呈しているが、学校側はそれについては休暇前に生徒らに伝えてあったと主張している。

 ある生徒は、校内で足首を見せたことを理由に教師によって自宅に返されたという。その際、足首を見せることは学びの妨げになると言われたらしいが、生徒の母親はその発言は性差別だと話している。

「足首をちょっと見せたことで娘を家に帰らせるなんて、恐ろしいことだと思います」

「足首を見せることが、どう妨げになり、教育にどのような影響をもたらすのか理解できません」

「男子がタイトなズボンを履いていても、送還されません。これは性差別的な問題で、何か対処を考える必要があります」

コンセット・アカデミーの制服

コンセット・アカデミーの公式サイトに掲載された制服に関するルール。女子は足首を出しているようにみえるが…。

 一方、学校側のスポークスマンは、ほとんどの生徒が正しい制服を着用しているとした上で、こうコメントしている。

「正しいズボンに黒い靴そして適切な靴下やタイツ着用を無視する生徒が増えてきました」

「これは校則違反なだけでなく、きちっと制服を着ている95%以上の生徒に対して不公平です」

 昨年には、地毛が茶色なのに校則を理由に黒く染めるよう教諭らに強要され、不登校になった大阪の女子高生が訴訟を起こしている。この問題も論争となり、海外のメディアにまで報じられる事態となった。場所や事情は違えど、校則や制服をめぐる対立は存在するようだ。

 多くの児童が通う学校において一定のルールは必要だろうが、くれぐれも子供を置き去りにした議論に終始しないよう心掛けたいものだ。

<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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