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「友情結婚」とは?性愛や子作りはいらない同居人夫婦のかたち

 婚活中の男性たちに最近の婚活事情を取材する中で、「『友情結婚』をめざして活動している」という男性に出会いました。都内在住の斉藤幸喜さん(仮名/28歳/商社)です。

結婚「友情結婚」とは、恋愛感情や性愛とは関係なく、友情や信頼関係のもとで人生のパートナーとして夫婦になること。

 ゲイやレズビアンなどセクシャルマイノリティと呼ばれる人たち(通称LGBT)や、ストレートの中でも「結婚しても子どもは考えていない」「お互いの行動を縛らずに自由に生きたい。大切な友人のような居心地の良い『同居人』が欲しい」という考えの人にとって、新しい選択肢となっています。

 これまでの「夫婦」という在り方にこだわらない婚活について、自身もセクシャルマイノリティであるという斉藤さんの想いを伺いました。

専用の結婚相談所も増加中。昨今の「友情結婚」事情


「LGBTという言葉をよく聞くようになった」とはいえ、大多数の人が「でも自分の身近にはいないし……」「いまいち実感できない」と答えるかもしれません。ですが、ある統計によると、今国内には人口の約7.6%のLGBTが存在するといわれています。(2015年電通ダイバーシティーラブ調査)

 この数字は、左利きの人の数やAB型の人々と同じくらいの割合です。こう考えると意外と多いですよね。「友情結婚」という在り方に疑問や抵抗感を持つ方もいるかも知れませんが、彼らの中には「両親を安心させるために結婚をしたい」「恋愛感情はないが、安らげる家庭を持ちたい」などの理由から結婚を希望する人々も少なくないようです。

友情婚活パーティー

写真はイメージです

 そんな中、最近増えつつあるのが「友情結婚」に特化した結婚相談所です。また小規模の団体でも、セクシャルマイノリティの方々を対象にした婚活イベント(ねるとんパーティーや合コン形式のようなものも)存在しています。

 冒頭で紹介した斉藤幸喜さんはこう語ります。

「僕はゲイです。会社での体裁や親のために……といったら身勝手な理由になるかも知れませんが、セクシャルマイノリティでも家庭を持ちたい。

 一方的にゲイということを隠して、一般の女性と結婚することもできるでしょうが、それはあまりにも相手に失礼ですから。だから、これまでの夫婦という在り方にこだわらず、お互いに自由な関係でいられる相手を探しているんです」

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友情結婚にかかせない「ルール」とは?

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