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椎名林檎の好きな曲ランキング。名曲「ギブス」は6位、1位は…?

3位「本能」&「罪と罰」(17%)

 ナース姿でガラスを割るMVとジャケットが話題となった『本能』(’99)は、リリース当時表紙を飾った音楽誌が飛ぶように売れ、今でもプレミアがついている。衝動的な“本能”を赤裸々に描いた歌詞は、彼女の真骨頂。  もう1曲の『罪と罰』(’00)は、『丸の内サディスティック』で歌っていたベンジーがギターで共演を果たした楽曲。絶叫に近い歌声に狂気と刹那が感じられる、独特の世界観にグッと引き込まれる名曲だ。

2位「ここでキスして。」(25%)

 それまで音楽ファンには認知されていたが、’99年にリリースされたこの曲で「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出たことをきっかけに大ブレイクを果たした。高校生のころに書いたというだけあり、“違う制服の女子高生を目で追っているの知ってるのよ”という歌詞が印象的。その年齢で作り上げたとは思えないクオリティだ。

1位「歌舞伎町の女王」(28%)

 当時、“新宿系自作自演屋”と自称していた彼女の代表曲ともいうべき、’98年にリリースされたこの曲は、ものすごく映画的。彼女のストーリーテラーの才能が開花しているこの曲は、これからも愛され続けることだろう。  ソロとしてブレイク後、妊娠、出産、そして東京事変を結成し、活動を停止。ソロとして再び歩みだした彼女の音楽は、いい意味で私たちの予想を裏切り続けてくれている。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの「4式典総合プランニングチーム」のメンバーでもある彼女。今後のさらなる活躍に注目したい。 <文/吉田可奈> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【調査概要】 調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(35歳~45歳の女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。 調査期間:2018年6月5日 有効回答者数:100名
吉田可奈
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、出版社に入社、その後独立しフリーライターに。音楽雑誌やファッション雑誌などなどで執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。長男に発達障害、そして知的障害があることがわかる。著書『シングルマザー、家を買う』『うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる』Twitter(@knysd1980
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