劣化しやすい顔立ち、3位は上戸彩! 意外な1位は…高須院長が判定
年を取っても顔があまり変わらない人と、いわゆる「劣化」しちゃう人――。その違いはどこにあるのでしょうか?
高須クリニック・高須克弥院長によると、劣化しにくい顔は、鼻の存在感が薄くて、「あの人どんな鼻だったっけ?」と思い出せないような「忘れ鼻」の人だそう。逆に、鼻に存在感がある人は、年を取るとバランスが崩れやすいと言います。
「年をとっても鼻の形って変わらないの。だから、もともと鼻が目立つ人は、年ととももに頬がこけてきたりすると、鼻が悪目立ちしちゃうんです」と高須院長。
そこで、12人の女性芸能人の写真の中から、前回の記事では、「忘れ鼻=劣化しにくい顔」のベスト3を選んでもらいました。
<12人の女性芸能人>
ダレノガレ明美、ローラ、永野芽郁、桐谷美玲、佐々木希、菜々緒、柴崎コウ、小雪、上戸彩、竹内結子、浜崎あゆみ、有村架純
続いて、今回は「忘れ鼻」の逆で、存在感がある「忘れられない鼻」を3人選んでもらいました。素人目には、みんな超美人だけど、プロが見ると鼻の形が気になる人がいるそうです。その3人とは…? 教えて、かっちゃん!
●3位 上戸彩
高須「前回『忘れ鼻ベスト3』に選んだ3人以外は、正直、みんなそれぞれ鼻が目立つんだよね。その中からあえて、鼻が気になる3人を選ぶとすると……。
まず3位は上戸彩さん。彼女の鼻は、いわゆる“カギ鼻”なんです。これから年をとって、ほっぺたの肉が落ちると、意地悪な顔になりやすい。これ以上痩せちゃダメなタイプですよ。ぜひがんばって、ぽっちゃりを目指してほしい」
●2位 竹内結子
高須「2位は竹内結子さん。小鼻がかなり左右に張ってるでしょ。鼻の穴も大きいしね。ただ、彼女の場合、この、少々美人に足りないところが、ウケている気もする」
●1位 小雪
高須「そして、1位は小雪さん。エラが張っていて、目が細い。それでいて、鼻が大きいから、ものすごく鼻に存在感がある。もし、ローラのように目が大きい顔だちに、この鼻という組み合わせであれば、そこまで目立たなかったと思いますよ」


――こうした“忘れられない鼻”をカバーする方法はあるんでしょうか。
高須「いちばん簡単なのは美容整形ですよ。小鼻を数ミリ切除して小さくしたり、だんご鼻の鼻先を細くしたりね。
メイクでも多少はカバーできるかもしれないけど、鼻を目立たなくするのは、鼻を高く見せるより難しい。メイクの場合、正面から見れば目の錯覚でごまかせても、横から見るとバレちゃうの。
ただ、欠点のない美人を目指すのが本当にいいことなのか? という問題もある。今回、“忘れられない鼻”に選ばれた人はみんな、女優としてすごく評価されている人たちばかりでしょう。欠点のない美人を目指すより、一目見たら忘れられない印象的な顔でいたほうがいいんじゃないのかな」


――「欠点があるからこそ、魅力的なんだ」と院長もよくおっしゃってますね。
高須「そうそう。だって、想像してみてください。演歌の北島三郎がもし、“忘れ鼻”だったとしたら、どうですか。歌がうまい人として話題になったかもしれないけど、サブちゃんほどの人気歌手にはならなかったんじゃない?
患者さんにもよく言うんだけど、美人は秀才だけど、ブスは天才。印象に残らない美人より、忘れられないブスを目指すのも、僕としてはすごくアリだと思いますよ」
<取材・文/島影真奈美>
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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忘れられないのはいいことでもある


美人は秀才、ブスは天才
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など