桐谷美玲からローラまで…老け度が決まる「忘れ鼻」ベスト3を高須院長が選出
年をとれば、小じわも増えれば、肌もたるむ。誰しも劣化はまぬがれないもの……と思ったら、「老けやすいか、老けにくいかは、鼻で決まります」と高須クリニック・高須克弥院長がキッパリ。
美人と名高い女優・タレントの中でも、その違いは一目瞭然だとか。一体、どのような鼻が望ましいのでしょうか。芸能人で言ったら誰の鼻? 教えて、かっちゃん!

――美人というと、やっぱり鼻が高いというイメージがありますが。
高須「いや、高ければいいってものではないよ。重要なのは全体のバランスだからね。鼻だけやたら高くてもダメだし、低すぎてもダメ。理想は『鼻の高さが鼻の長さに対して3分の1程度』です。あと、鼻に角度がつきすぎてると、ブタっ鼻になっちゃうでしょ。だいたい30度ぐらいの角度でまっすぐ出ていてほしい」
高須「さらに、何より重要なのが、鼻に存在感がないこと。『忘れ鼻』といって昔から言われてる美人の条件のひとつなんだけど、みんなが忘れちゃうぐらい印象に残らない鼻の持ち主は、美人に見えやすい。しかも、老けにくいんですよ」
――“忘れ鼻”だと、どうして老けにくいんでしょうか?
高須「鼻って、年をとっても変わらないし、やせたり太ったりしても変わらないの。ものすごく太っていた人が、急激にやせて皮膚がたるんだり、シワっぽくなったりしたとしても鼻は変わらないでしょ。
忘れ鼻の人は、もともと鼻が目立たないから、多少やせたり太ったりしても鼻と輪郭のバランスが同じなので、若い頃と印象が変わりづらい。ところが、鼻が目立つタイプの顔は、顔全体が大きいうちはそれなりにバランスがとれているけれど、年をとって顔が痩せると、鼻だけ悪目立ちしちゃう。
若い頃は派手なハーフ顔の美人だったのに、年をとると頬がこけて魔法使いのおばあさんみたいになっちゃうアレですよ」
――この12人のうち、最も“忘れ鼻”に近いのは誰ですか? (ダレノガレ明美、ローラ、永野芽郁、桐谷美玲、佐々木希、菜々緒、柴崎コウ、小雪、上戸彩、竹内結子、浜崎あゆみ、有村架純の写真を見せながら)
高須「ベスト3を選ぶとしたら、3位は桐谷美玲さん。とてもかわいらしいけれど、どんな鼻をしているか、まったく印象に残らないでしょう。
2位はダレノガレ明美さんだね」

高須院長
老けにくい顔の特徴、「忘れ鼻」って何?
「忘れ鼻」の美人、ベスト3は…
高須「同じハーフタレントのローラさんと比べるとわかりやすい。ローラさんの鼻はすごく存在感があるのに対して、ダレノガレさんの鼻はこじんまりしているでしょ。ローラさんの鼻は、どちらかといえば、“忘れられない鼻”だね。ただ、彼女は目も口も大きいからバランスが取れている」
――そして、忘れ鼻ベスト3の1位に選ばれたのは……? 高須「1位は佐々木希さんだね。理想の鼻の高さや長さから言うと、やや物足りないぐらいなのが、かえってちょうどいい。これが、太っている人の場合だと、顔が大きいから鼻が目立たないだけというケースもあるんだけど、今回の3人はみんな、痩せているからね。年をとっても、ずっとかわいらしいまま。おばあさんになっても、さほど印象が変わらずいけると思いますよ」 =============== というわけで、佐々木希、ダレノガレ明美、桐谷美玲が、「忘れ鼻」のベスト3に。反対に、老けが目立ちやすい「鼻が存在感ありすぎ」の芸能人は、次回選んでもらいましょう。「忘れ鼻」、覚えておきたいキーワードですね。 <取材・文/島影真奈美> 【高須克弥氏・プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など