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「毎日1キロは食べてます」ヨーグルト沼にハマって3500種類食べた女性に聞く、“お得な選び方”とは?

コンビニやスーパーに行けば、新作から定番まで様々なスイーツやデザート類が並んでいる今。ちょっと小腹がすいた時や、朝食・ランチのお供に、みなさん何を選んでいますか? 「私の推しは、ヨーグルトです!」。そう断言するのは、「ヨーグルトマニア」こと向井智香さんです。なんと毎日1キロ以上のヨーグルトを食べ続けているそう!
向井智香さん

ヨーグルトマニアの向井智香さん。服も牛さん柄!

向井さんは2011年に発売されたギリシャヨーグルトに感動したのがきっかけで、ヨーグルト沼にハマり、SNSでレビューしたヨーグルトは現在3500種類に上ります。さらには、全国のメーカーや原料である生乳を生産する牧場を回って探究し、着る服も牛柄だらけに……なんというヨーグルト愛。 そんな向井さんに、ヨーグルトの良さと、お得な選び方を聞きました。

健康面でのコスパがとってもいい!

そもそも、数ある選択肢の中で、ヨーグルトを選ぶメリットは何でしょうか? 「まずは美味しさと、そして体に嬉しいということですね。 主な原料が生乳ですから、タンパク質とカルシウムがとれます。筋肉や髪やお肌を作るタンパク質は美容面でも大切な栄養素ですよね。骨の形成を助けるカルシウムは不足しがちな栄養素の一つなので、年代を問わず骨の健康を意識したい方にぜひとっていただきたいです。 それに、乳酸菌と、商品によってはビフィズス菌が入っているので、腸内環境を整えるのに役立ちます。 とっても、栄養バランスとコスパがいい食べ物なんですよ」(向井さん、以下同)。 ヨーグルトしかも、牛乳やヨーグルトは、「効率がとてもいいタンパク質」だと向井さん。良質なタンパク質の尺度「アミノ酸スコア」(*1)が100で、体内でムダなく栄養を使うことができるそうです。 昨今の物価高で、「デザートまで買うと家計のやりくりが大変……」となりがちですが、ヨーグルトはむしろ、鶏肉などと並ぶ“コスパのいいタンパク源≒おかず枠”と考えてもいいかもしれませんね。

ビフィズス菌入りヨーグルトは“2階建て”

さて、ヨーグルトを買うべくスーパーの棚に行くと、あまりに種類が多くてクラクラしませんか? どんな基準で選べばいいのか、向井さんに聞きました。 「健康のことを考えたら、『ビフィズス菌入りヨーグルトを選ぶ』のがいいと思います。 みなさん結構誤解しているのですが、乳酸菌はすべてのヨーグルトに入っていますが、ビフィズス菌は一部のヨーグルトにしか入っていないんです。ヨーグルト全種類のうち、ビフィズス菌入りは2割くらいしかないと知って、私も驚きました。 どちらの菌も腸内環境を整えるのに役立ちますが、それぞれ働きが違うので、1個で両方とれる『ビフィズス菌入りヨーグルト』がオススメです」 ヨーグルト=生乳などを乳酸菌で発酵させたものだから、乳酸菌が入っているのは当然で、ビフィズス菌は“オプション”。たとえるなら、こういうことです。 ・一般のヨーグルト…乳酸菌の1階建て ・ビフィズス菌入りヨーグルト…「乳酸菌=1階、ビフィズス菌=2階」の2階建て ビフィズス菌入りヨーグルトは2階建て ところが、男女500人への調査(*2)によると「一般的なヨーグルトにビフィズス菌が入っていると思う」人は、82%にも上ります(「大腸劣化」対策委員会調べ)。これは大誤解! せっかく買うなら、2階建て=乳酸菌とビフィズス菌が両方入ってるほうが、2種類の菌がとれてお得じゃないですか?

乳酸菌+ビフィズス菌を選ぶとお得な理由

乳酸菌もビフィズス菌も、腸内の善玉菌の代表格ですが、向井さんによると「クラゲと人間ぐらい違う生き物」だそうです……クラゲと人間!? 「大腸内での比率は、ビフィズス菌が99.9%に対し、乳酸菌はわずか0.1%しかいません。 ビフィズス菌は、乳酸や酢酸を作り、その酢酸が悪玉菌の増殖を抑えたりして、多様な腸内細菌が生きやすい環境を整えてくれます。 でもビフィズス菌は年齢とともに減ってしまうんです。一般の食べ物でビフィズス菌が入っているものはほとんどないので、ビフィズス菌入りヨーグルトでとるのがいいと思います」 向井さんよく知らずに、1階建て=乳酸菌だけのヨーグルトをなんとなく選んでいたら、もったいないですね。見分け方は簡単。パッケージのどこかに「ビフィズス菌」と書かれたヨーグルトを選べばいいだけです。

味も機能も、さまざまな選択肢がある

また、ビフィズス菌入りヨーグルトの中でも、いろいろな種類が増えています。 「プレーンでも脂肪ありと脂肪ゼロがあったり、“便通を改善する”“おなかの脂肪を減らす”などの機能が書かれたものもあります。味で選ぶなら、フルーツ味などもいろいろ出ていますよね。 毎日スプーン一杯食べるだけでも、腸内環境に良いそうなので、ぜひ習慣にしてほしいです」 牛乳最後に、今回の取材で初めて知った、ヨーグルトの利点をご紹介します。 「ヨーグルトを食べることは、社会のためになる」と、向井さんは力説するのです。 「ヨーグルトの主な原料である生乳は、100%国産なんです。食料自給率が低い日本で、100%国産ってすごいこと。一方で、酪農家はこの15年で半分以下になって、いま約9200戸(2025年度末)と、恐ろしいスピードで離農が進んでいます。 酪農は、地域の一次産業を持続させるために、欠かせない存在。酪農を応援するためにも、みんなでヨーグルトを食べましょう!」 そして、せっかくヨーグルトを買うなら、お店でパッケージをよく見て「ビフィズス菌入り」を選ぶ習慣をつけましょう! 健康な体づくりについて もっと知りたい>>> *1 アミノ酸スコア…食品に含まれる9種の必須アミノ酸が、バランスよく含まれているかを示す数値(最高点は100)。1種類でも例えばスコア80だと、9種とも80しか体内で利用されない。9種ともスコア100の食品は、全部がムダなく体内で利用される。 *2「大腸劣化」対策委員会調べ。対象:週に1回以上ヨーグルトを食べる & 自分で食べるヨーグルトは自分で買う全国の20-60代男女500名。2026年1月27日~28日、インターネット調査 【ヨーグルトマニア 向井智香さん】 2011年にギリシャヨーグルト「パルテノ」に衝撃を受け、ヨーグルトの研究を開始。メーカー取材や工場・牧場見学で日本各地を巡りつつ、毎日1キロのヨーグルトを食べる。SNSでは3500種類以上の商品レビューを公開(2026年5月時点)。講演会、ワークショップ、メディア出演などを通じてヨーグルトのファンづくりに励む。一般社団法人ヨグネット代表理事。著書に『ヨーグルトの本』がある <文/女子SPA!編集部 提供/「大腸劣化」対策委員会>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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