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欧米で“日本式のお弁当”が「気持ち悪い」「不気味」と言われてしまう背景 息子が「ママ、もう二度と入れないで」と懇願

 日本では人気の食べ物が、海外に行くと眉をひそめられてしまうことがあります。その一つが、凝ったかわいいお弁当。その究極としてわかりやすいのが、キャラ弁です。 お弁当 先日カナダ在住の日本人ママがX上に投稿して注目されたのが、日本式の弁当を作っていたら子どもが学校でいじめられたという内容でした。小学校で日本のかわいい弁当を“気持ち悪い、変だ”と言われたそうで、子どもは教室で弁当箱を開くのが怖いと言って残してくるようになったとのこと。  これだけ聞くと、作ったお母さんの気持ちや子どもの心境に心が痛みます。  実際に欧米における日本式キャラ弁の評価について評価を見ていくと、賛否両論であることがわかります。きれいで素晴らしいと称賛する人もいれば、うらやましいという嫉妬心や、感覚的に許容できないという意見も出てきます。  これらの主な原因として考えられるのは食文化や食の価値観の違いによるもの。でももう少し違う視点で見れば、日本食ブームのリアルが見えてくるのです。  実は今回、日本式弁当が世界でどう受け入れられているかを調べているときに、衝撃的なエピソードが聞こえてきたのです。それはいったい……。

海苔をまいた「しっとりおにぎり」が不気味だとからかわれた

海苔を巻いたおにぎりがなぜ不気味なのか?

海苔を巻いたおにぎりがなぜ不気味なのか?

 誤解が生まれないようにはじめに申し上げたいのは、海外だからといって日本式弁当が必ず揶揄されるわけではないということ。  その上で今回複数の声として気になったのが、黒い海苔を巻いた「しっとりおにぎり」に関するエピソードでした。アメリカで現地小学校に通う小学校高学年の男の子が、ある日ママにこう言ったそう。  それは、「ママ、海苔を巻いたおにぎりはもう二度と入れないで欲しい」ということ。黒い海苔が不気味で気持ち悪いとからかわれたそう。  日本人からするとしっとりおにぎりは弁当の定番であり、和食は海外から称賛される世の中なのに、なぜ海外で批判されるのか?  実は近年アメリカなどの海外ではおにぎり人気が高まっているものの、すべてのアメリカ人に受け入れられているわけではありません。もともと欧米人には海藻を食べる食習慣が少なく、海苔やわかめ、昆布などを敬遠する現地人は少なくないのです。  さらには、アメリカにおける食傾向を見ていくと、黒い食材やしっとり食感のものが少なく、例えばわかめ、あんこ、黒ゴマは賛否がわかれるそう。前述のママはわかめごはんを「黒いゴミが入ったごはん」だと小馬鹿にされたこともあったようです。

アメリカの寿司は海苔が内側に巻かれている

スシロール

アメリカで人気のスシロールを見ると、海苔が内側に巻かれているケースが多い

 しっとり黒い海苔が不気味に見えるという感覚は、アメリカの寿司を見れば理解が進むかもしれません。カリフォルニアロールなどの海苔巻きや握り寿司を見ると、海苔が内側に使われているケースが多いことに気がつきます。  アメリカ人がしっとりとした黒い海苔に違和感を抱いてしまうのは、食べる人のバックグラウンドによって大きく左右されるものであり、単に率直な感想による場合も。  ですから必ずしもいじめ目的の悪意があるわけではありません。食の世界において多様性の許容度が高まっている現代とはいえ、まだまだ埋められない溝があることを物語っています。
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韓国海苔は愛される。なぜなのか?
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