往々にして、大きいほど良いモノだと思われているので、大きい人は、とにかく挿れちゃえばなんとかなると思う傾向があります。前戯をおざなりにするし、激しく突けばいいというピストン主義傾向があります。一方小さい人は、挿れる前を大切にし、舐めやキスを楽しむことが多いです。あくまでも傾向ですから、万人に当てはまるわけではありません。 　いずれにしても、モノのスペックでセックスの良し悪しが左右されると思い込んでいる男は、セックスが下手です。モノじゃないところで良さが左右されていることに気づいた男は、モノを使わない時間も大切にするし、楽しむし、モノを使う時も馬鹿の一つ覚えみたいにピストンするだけではなく創意工夫します。 　良い食材を使っても美味しい料理ができるとは限らないし、特別良い食材でなくても、趣向が凝らされていたり、愛情がこもっていれば美味しい。セックスも一緒。 　最後の最後に都市伝説をおまけで。生物学的に、モノのスペックと知能には相関関係があるそうです。大きくて早くイッちゃう動物ほど知能が低い。それは、挿入するのに知恵を使わないで済むし、あらゆる動物にとって一番無防備な状態である生殖を短時間で済ませる必要があるから。この法則に従えば、小さくて持久力がある動物ほど知能が高いということです。人間にもあてはまるなら……。 ＜文／森林原人＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集！】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。