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“ひどい結婚相談所”の内幕「成婚率90%」「医師を紹介」のカラクリとは

会員がいない?“自称”結婚相談所には要注意

 結婚相談所には、大手企業が運営している結婚相談所と、個人の仲人が運営している結婚相談所の2種類があります。個人が運営しているところは「●●仲人連盟」に加盟して、独身者のデータベースを共有する仕組みです。 落ち込む しかし、たまにどこにも所属していない結婚相談所に入会して、全く紹介されないという相談もいただきます。全国区の連盟に加盟していなくても、地域密着型で紹介できる会員がいるのならば成り立つのかもしれません。どういうルートで会員を集めているのか、どこかの連盟に加盟しているのかHPに記載がなければ確認したほうがいいでしょう。

「家事手伝いの女性歓迎」の結婚相談所

 ある地方には「家事手伝い歓迎」とHPに記載している結婚相談所があります。  結婚相談所は男性が有利な場所です。それは男女比で女性が多いため。男女比はエリアによって異なり、首都圏4:6、関西3:7、東海5:5等のところが多いです。九州、北国は2:8で女性が多いのですが、そんな女性会員8割エリアに家事手伝い歓迎の結婚相談所があるのです。  若くて美人でコミュニケーション力があるならいざ知らず、社会人経験の乏しい30代以上の家事手伝い女性が、男女比2:8の激戦区で男性を勝ち取ることはほぼ不可能です。高いお金を払って「結婚できるかも!」という妄想を抱いて入会し、毎月会費を払い続け結婚相談所の養分になる女性がいるようです。

結婚させてくれる場所などない

 紹介した結婚相談所は「ここに入れば人生うまくいくかも!」と過剰に期待させていることが共通点です。  10万円を超える入会金を払う時、1年後にはすっかりミセスになっていると錯覚しているかもしれません。しかし、相手の気持ちはお金で買えるわけがないのです。 結婚 たまたま入ったお店のサービスがひどければ、口コミで広まるかもしれません。しかし結婚相談所の場合は、ひどいところに入ってしまっても、入会していることを隠したがるために友達や同僚に話す方が少ないのです。  まして、結婚相談所にいくつも入った経験がある方はほとんどいません。皆ほとんど初心者で、選び方も分かりません。うますぎる話には、注意しすぎて困ることはないでしょう。 <文/菊乃> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【菊乃 プロフィール】 28歳まで全く非モテだったが、一念発起して変身できた経験をもとに、恋愛婚活コンサルタントに。近著は『あなたの「そこ」がもったいない。』
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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