デヴィ夫人の怒りの矛先は、こんな人にまで向けられています。2016年、世間を大きく騒がせたベッキーと川谷絵音の不倫騒動。 　当時、川谷絵音の妻だった「A子さん」に対し、デヴィ夫人はブログで「私は有頂天の2人を応援します。愛ほど美しいものはない。愛ほど強いものはない」「もし、A子さんが嫉妬心に駆られて復讐の為に起こしたことなら、もう十分なのでは？ もしA子さんがタレこんだのなら謝るべきはあなたの方では？ ベッキーさんの受けた 精神的、経済的、物理的、肉体的なダメージは絶大です」と、川谷の妻が不倫をタレこんだと決めつけて、なぜか謝罪を要求しています。 　デヴィ夫人はバラエティ番組でも容赦なく怒っています。 　2016年放送の『胸いっぱいサミット！』（関西テレビ）で、女優の広瀬すずが照明・音声スタッフに「どうして照明さんになろうと思ったんだろう」「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう」などと発言し炎上した、という一件を扱うと、デヴィ夫人は「こんな子、抹殺しちゃっていいと思う」と物騒な言葉で一蹴。 　また、2018年放送の『踊る！さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、スピードワゴンの小沢一敬のことを、「つまらないダジャレを連発し拷問のようだった」とバッサリ。 　同年放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも、テレビ金沢の馬場ももこアナウンサーに対して「とにかくうるさい」と切り捨てました。 　2014年に元フィギュアスケートの高橋大輔選手が日本オリンピック委員会の幹部・橋本聖子議員から、ソチ五輪の打ち上げパーティーで酔っ払って無理やりキスをされた騒動に対しては、「橋本氏はスケート界では絶対的な存在、 この行動は自身の権力を利用したパワハラ、セクハラです」「これが男女逆だったら大変な大問題です」とご立腹のブログを更新していました。 　このように、毎日「独断と偏見」を書き連ねているデヴィ夫人のライフワーク、ブログ。夫人は、マネージャー以外に、ブログをアップする専門の女性を雇い、月給だけで2人合わせて60万円支払っていると、『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる？』（フジテレビ）で告白しています。 　齢78歳にして、異常なまでにブログに熱を入れるデヴィ夫人。毒舌の更新はまだまだ続きそうです。 ＜文／満知缶子＞