4. もともと「平気」なだけで「好き」ではなかった

上の「2」とも被りますが、興奮するスイッチとなる性癖と、人間愛をベースにした許容範囲の広さは、している行為が同じでも起源が違います。
あなたは、汗臭いのは本当に好きでも、精液はそもそもそんなに好きではなかったのかもしれません。
「好き」と「平気」の違いは、本人でもなかなか気づけなかったりするものです。だって、セックスしてるときそんなに頭使わないじゃないですか、人間だもの。
5. 一度ダメだと思ったら、自己暗示でまったくダメになってしまった
「トラウマ」というと大げさですが、一度ダメだったり失敗した経験が刷り込まれると、同じような状況になると、また同じ結果になってしまうのではないかと自己暗示に引っ張られます。
僕だったら、10代の頃まではセダンだと酔うけど、バスだと酔わないという自己暗示にかかっていました。でも自分が運転をするようになると、セダンでも何でも酔わなくなりました。
あなたは、ご主人の体に吐いてしまうという印象的な体験をしているので、しばらくはそれに引っ張られるでしょう。でもそれは仕方ないのです。人間だもの。
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以上が僕の考える、あなたの変化の原因です。でも、あまり気にしてはいけません。
人間だから仕方がないと考え、自分のことも、相手のことも責めることなく、できることだけをできるときにすればいいのです。
もしくは、今回のような変化を、「許容範囲が狭くなった」ではなく、
「新しい楽しみ方に進化した」と捉え、違うプレイを見つけていくきっかけにするのも一つの手です。日々成長していけます、だって人間だもの。

森林原人さん
<文/森林原人>
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