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「あなたはS?M?」と聞く人は性の経験が浅い|性活コラム

AV男優・森林原人の性活コラム 第41回】

経験人数延べ9,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人さんが、性にまつわるあれこれについて語ります。

相手のセックス観を知る手っ取り早い方法


相手のセックス観を知る手っ取り早い方法 性の価値観は、無意識の領域からの影響も大きかったりします。性癖だって理屈で説明できないものである場合が多いです。なぜかわからないけど〇〇に興奮するとか、いつの間にか〇〇されるとスイッチが入るようになった、みたいな感じです。

 最近の僕は、こういった無意識の領域で決まっていることを、いかに意識上に浮かび上がらせ言語化していくのかということを考えています。その方法の一つとして、特定の言葉に対する反応で、“性の精神年齢”を見極めることができるんじゃないかと思っています。

「ちん◯ん」を頑なに言わない人は…


「ちん◯ん」を頑なに言わない人は… 例えば、「ちん◯ん」。幼稚園児から小学校低学年にかけては、無敵と言えるほど男女問わずバカウケするキラーワードです。同様のものに、う◯こやオナラがあります。

 セックスをする間柄や限りなくそれに近い関係性なのに、ちん◯んって言葉を頑なに言わない人は、羞恥心が強いだけではなく、セックスに対して何かしら強い先入観を持っています。嫌悪感か、背徳感か、罪悪感か。
 もしくは、言うことを求められてそれに応えることが、負けることだと考えていたりします。その場合、セックスの最中も声を出すことに抵抗があったり、イカされちゃうのは支配や服従、敗北といった意味合いがあると考え、快感に素直に身を委ねることができません。
 セックスは勝ち負けじゃないし、イカせても挿入しても相手のモノになるわけではないということがどうしても受け入れられないのです。

 逆に、ちん◯んって言葉を言わせたがる人もいます(実は僕ですが……)。そういった人は、男性器をあまりにも特別視していて、男根主義や、挿入至上主義に陥る可能性が高いですから注意してください。

 他に、「ちん◯んは好き?」みたいな質問をされたときに「普通」と答える人は、相手とのコミニュケーションを軽く遮断していますので、淡泊なセックスになる傾向があります。稀に、その相手が好きだから男性器はどうでもいいという意味で「普通」と答える人もいます。この言葉に全く動じない人は、人として仕上げの段階です。イメージとしては晩年の樹木希林さんです

SかMか聞く人は性の経験が浅い


SかMか聞く人は性の経験が浅い 他には、「S」や「M」という言葉の使い方からもある程度わかります。Sなの? Mなの? と二元論で話を進めようとする人は、人間の二面性、多面性が分かっていません。どちらか一面しかない人間はおらず、性経験の浅さや自分勝手さが露呈しています。自分のことをSやMと言い切る人も同様です。

 一部の人はSとMのことを「サービスのS」「わがままのM」と称することがあるのですが、実はこれがSMの本質を表している言い回しです。攻める側は決して自己中心的に攻めているのではなく、Mをいかに喜ばせるかといったことを念頭に攻めているので、サービスしていると捉えることが出来ます。
 逆に、イジメ攻められているMは、なされるがままにイジメられているわけで、もっとイジメてくださいと要求しているのですから、わがまま以外の何ものでもありません。

 要注意なのは、ドMと自称する女性です。この手の方は、ドMというインパクトの強い言葉を使って周りの人の関心を引くことが目的で、決して本物のドMでないことが多々あります。いわゆる「MM詐欺」で、その実態はただのかまってちゃんです。
 本当のドMは目が違います。日常会話の中でも、少しきつい言葉を投げかけられたり、ちょっとしたボディータッチがあったりしただけで目が潤みます。なかには吐息が漏れる人もいます。意識でコントロールできず、滲み出てしまうのです。

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自分がセックスに求めていることがわかる質問

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