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全米No.1店舗数の中華「パンダエクスプレス」東京上陸。アメリカでの評判口コミは?

テイクアウトの箱入り中華は外国人観光客の憧れフード?

 一方、こちらに20年近く住んでいるという日本人専業主婦に聞いてみると、「アメリカに遊びに来た日本人の友だちから“パンダエクスプレスへ食べに行ってきた”という話をよく聞く。慣れないチップを気にせず、しかも最低限の英語で注文できるのがいいのかも」とのこと。  確かに、チャイニーズのテイクアウトは映画やドラマの中で、忙しく働く主人公たちがオフィスで食べている頻出アイテム。中華料理ではありますが、「アメリカに行ったらこれ食べてみたい」と思っている外国人観光客は多そうです。  そういえば筆者も学生時代に初めてニューヨークを訪れた際、チャイニーズをオーダーし、映画で見たことのある四角い箱の容器に感動した覚えがあります。
 以前、日本から留学していたアラサー女性が「アメリカで一番好きなレストランはパンダエクスプレスなの」とドヤ顔で宣言するのを見て苦笑いしてしまったものですが、彼女にとっては憧れのアメリカフードがこのアメリカンチャイニーズだったのかもしれません。  現在、ニューヨークやロサンゼルスなど大都市にあるモールのフードコートは様変わりしつつあり、かつて入っていたパンダエクスプレスやマクドナルドなどのファーストフードの姿が消えています。その代わりに入っているのが、Eat(食べる)とItaly(イタリー)をかけあわせた「Eataly(イータリー)」というイタリアをテーマにしたオシャレなフードコートです。日本にもありますね。
 今のところパンダエクスプレスは関東で3店舗(ダイバーシティ東京プラザ・ラゾーナ川崎・三井アウトレットパーク木更津)ですが、もしかすると近い将来、アメリカで見つけるより日本で見つける方が簡単になるかもしれませんね。日本で流行れば、の話ですけれど…。 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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