犬猫ちゃんが実は嫌がってる“インスタ映え投稿”にご用心
過剰なパフォーマンスは誰のために
こうした過剰なパフォーマンスは動物虐待にあたる可能性があるので、行わないようにしましょう。実際、「ハヌルショット」も一時は2万件を超えるほど写真が投稿されていましたが、動物虐待が指摘されるとほとんどの投稿が削除されたそうです。
過剰なパフォーマンスは愛犬や愛猫に怪我をさせてしまう可能性も高くなります。例えば、人間の膝から落下しただけでも怪我をしてしまう可能性が高い小型犬にこうしたパフォーマンスをすると、どうなるでしょうか。柔らかい場所に投げれば怪我をしないという考えは、甘いように思えます。
猫は高い場所から落ちても大丈夫な動物だというイメージが強いかもしれませんが、実際は上手く体勢を立て直せず、着地に失敗し、骨折することだってあります。空中に投げられた時に咄嗟に機転を利かせ、体勢を瞬時に立て直せる保証はありません。
びっくりする姿、確かにかわいいけれど…
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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