女性を悩ます帰省ストレス。同じ話をくり返す母親がつらい
<みきーるの女子マインド学>
そろそろお盆休み。「実家に帰省する!」という方も多いと思います。でも、なかには「母と話したくないので、帰りたくない」という女子もいるようです。
相談をくれたトモミさん(32)もそのひとり。彼女の悩みは、“お母さんの話が回り続けること”だそう。結婚や出産などの話題を繰り返し出されるのでしょうか? それとも……? くわしく、訊いてみました。
「実家に帰るのは、年に1~2度くらいです。2~3日滞在するのですが、母と話すのが本当につらいんです。たまにしか会えないからやさしくしたいと思っても、どうしてもイライラしちゃって」
――何にイラついてしまうんですか?
「話が回り続けるんです! 一度決着した話も、いつの間にか(決着が)なかったことになっていて」
――倒しても会話がよみがえる? ゾンビみたいですね……。
「ほんとそれ!! たとえばこんな感じです」
母「トモミ、晩ご飯はどうする?」
ト「遅くなっちゃったから、食べに行かない? ファミレスはどう?」
母「ファミレスなら遅くまでやってるね。でも山形のおじさんが送ってくれたお肉もあるのよ」
ト「そうなの? じゃ、お肉にする?」
母「そう、お肉もあるの。遅いけどね」
ト「んん? ならファミレスに食べに行こうよ」
母「そうね。ファミレスね」
ト「決まり! ファミレスに行こう!」
母「お肉もあるんだけど……」
ト「えっ、お肉がいいならお肉でいいよ?」
母「そうじゃないの。あんたがいい方でいいけど」
ト「ファミレスに決定!」
母「ただね、お肉もあってね……」
――なるほど、たしかに戸惑いますね。
「物忘れじゃなくて、ただただ会話がループするんです。好きなようにしていいよって言っても話が元に戻っちゃうし、決めたら決めたでデモデモダッテになるし。一事が万事この調子なので、疲れてしまって」
――トモミさんはサバサバしていて、イエスノーがはっきりしているので、よけいにイラっとくるのでしょうね。
ゾンビのごとくよみがえる母親の話

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