僕が人と接する時に心がけている事をざっとまとめました。
①好きな人には、優しく接する
②嫌いな人には、礼を持って接する
③どうでもいい人には、笑顔で接する
④危害を加えてくる人は、できるだけ避けるようにする
⑤大事な人には、カッコつけないで接する
この5つを心がけ実行していくと、仲良くなりたい人とは仲良くなりやすく、嫌な奴とはとことん距離を取ることができます。また、自分の居場所となる人も見つかっていきます。
これを実行する上で重要なのは、各項目の前半部にある好き嫌い等のジャッジをしっかりするために、自分の心の声をちゃんと捉えられるようになっていることです。人のことを嫌いになってはいけないという道徳がありますが、僕はそれを受け入れていません。
そりゃ嫌いな人が少ない方がいいかもしれませんが、嫌いな奴がいてもいいです。どうやっても嫌な奴ってどうしてもいて、立場上そいつの方が上だったりしたら地獄です。そこで、
自分の中にある嫌いという感情を否定していくと、自分が分裂します。
だから、礼という儀式的な対応だけで済ませるのです。嫌いでも、最低限の接し方をします。それ以上はしませんし、求められたら拒否します。社会生活の中でどうしても立ち切れない人間関係の扱い方です。

危害を加えてくる奴は戦い打ち負かさなくていいです。
避ける、逃げるという判断は負けることではなく、自分を大切にするということです。誰かに勝つことよりも、自分を守ることが圧倒的に重要です。
以上を心がけ少しずつ少しずつ実行していくと、身に付いていき、自然とできるようになります。結果的に、傷つく事は減ります。でもなくなりはしません。それは僕に感情が残っているからです。感情は大切にします。
感情を否定せずに、なるべく良い状態にしていくには、感情にアプローチするのではなく体にアプローチします。
落ち込んだ時は運動をし体を動かすことで、心が動きだしてくれます。すると、落ち込み固まっていた心が、少し軽くなったように感じられます。
それに体が疲れれば自然と寝ちゃうものです。一晩寝れば、最悪の状態は多少やわらぐものです。
それでも苦しさが続く場合は、その苦しさは自分が自分に出している危険信号ですからその信号を優先します。そこまで嫌な人間関係なら切ってしまうのも一つです。
嫌だったり苦手な相手がいて当然なのですが、その人にもその人の正義がありますから、
その人の存在を否定したりその正義を間違っていると正誤判断せず、自分とは違う人なんだと思うだけに留めます。そして、出来る限り恨んだり妬んだりすることを減らします。これで、傷が深刻化したり長期化する事が減ります。
ざっとですが、僕が40年間かけて見つけた心がけです。人間関係に疲れてしまったあなたの何か参考になれば何よりです。ゆっくりぐっすり眠れる夜と、清々しい気持ちで迎える朝があなたに来ることを願っています。

森林原人さん
<文/森林原人>
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