Gourmet

免疫力を上げる牡蠣(カキ)。常備できる作り置きレシピ2つ

使う油に注意が必要

 ちなみに油を熱するとなぜ悪いかと言いますと、酸化(劣化)しやすくなるからです。オリーブオイルは熱に強く、酸化するのは210度で、揚げ物を作る時の温度は170~180度程度でしょうから、大丈夫とされてはいるのですが…。  ちなみに、健康にいいと注目されている亜麻仁油やエゴマ油などオメガ3の油は絶対に加熱してはダメ。光と熱に弱く酸化しやすいので、注意するといいでしょう。 牡蠣のオリーブオイル漬け

牡蠣の味噌漬けは“生味噌”を使うとベター

 続いては、味噌漬けです。味噌漬けも、オリーブオイル漬け同様に、しっかりと熱湯処理した牡蠣を使います。  オイル漬け同様、まずは容器を煮沸消毒しておきます。しっかり熱した牡蠣を取り出して、キッチンペーパーでしっかりと水分をふき取ったら、味噌を敷いた密閉容器に入れ牡蠣を置いて、さらに味噌でフタをします。 牡蠣の味噌漬け ちなみにオリーブオイル漬けにしたものを取り出して、味噌漬けにしても美味しいです。  私の場合、味噌は自家製を使ってますが、自家製でなくても生のものを選ぶと栄養が得られると思います。 牡蠣の味噌漬け オリーブオイル漬けも味噌漬けも、保存するとますます味が染みこみ、オイルも味噌も牡蠣のエキスを吸い込んでこれまた美味しくなります。オイルはパスタソースやドレッシングに転用できますし、味噌はディップやつまみになります。 【参考記事】⇒味噌は“生”を選びたい。美肌のための美味しいアレンジ方法  両方とても簡単ですし、ついでに作れるものなので、牡蠣の季節にはぜひ作り置きしてほしいと思います。  なお、繰り返しになりますが、牡蠣に当たらないためには、ゆでるときにしっかりと5分以上ゆで、水をしっかり切ったら、しっかりと煮沸消毒した密閉容器に入れるのを忘れないでおきしょう。 <文・写真/にらさわあきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ