7.「なんで知ってるんだろうとは思いました。よくご存知でって。別にいいんですよ。自分たちがわかっていればいいことであって（中略）不仲でいいんじゃないですか？ キリがないので、書かれて信用する人は信用していいし」 　SMAPの不仲説についての切り込んだ質問にも、笑いを交えながらのこの回答。「自分たちがわかっていればいいこと」の中に、案に外野にはわからない部分なのだという感情が含まれている気がします。勝手に決めつけてくる世論を切っているようにも見えますが、同時に許してもいるようなニュアンスとして受け取りました。 8.「なんだよ、金曜日だって（笑）。なんだよ言うわけないでしょ。うち、よく来るよね。本当にしつこいよ、マジで。去年、すごくなかった？ 一昨年か。まあ、いいいか」 『FRIDAY』の記者に食い気味で質問をされた時に、キレた雰囲気を出しながら答えていた時のやりとりの一部です。この際と言わんばかりに、雑誌の突撃取材への口撃を仕掛ける中居。それでも笑える空気が消えることはなく、記者が「今後ともよろしくお願いいたします」と返したことで会場が爆笑になったとか。このやりとり、タレントVS記者の構図として秀逸でした。 9.「神頼みやゲン担ぎをするほうじゃないんですけど、これはなかなかですよ。これ、ポッケに忍ばせてきました。ジャニーさんの骨です」 　ジャニー喜多川氏の家族葬には欠席だった中居。しかし、滝沢秀明氏に頼んだところ本当にその骨を「かっぱらってきてくれました」と衝撃的な話を暴露。この会見の場に骨を同席させるほどにジャニーさんへの想いは深いこと、また滝沢とも絆が深いことを一発で伝えましたね。 　家族葬に出なかった当時、事務所との確執があるのではとニュースになっていましたが、それを払拭するかのようなエピソードでした。 10「僕は『SASUKE派』です。それに引っかけているんです、気付いてください！」 　新しい地図の3人が『笑ってはいけない24時間』(日本テレビ系)や、出川哲郎の『充電させてもらえませんか？』（テレビ東京）に出た話をふられた時のこと。この時、中居は頑なに「すみません僕ね、『SASUKE派』なんですよ。『派』で言ったらね。『SASUKE派』」と「SASUKE」（TBS系）を見ていたと連呼。しかし、最終的に言った「気付いてください！」から、実は見ていた匂わせをしていたことが考えられます。早いうちに報道陣に気づいて欲しかったのが本音でしょう。 　4月より自身が設立した事務所「のんびりな会」でタレントとして新たなスタートを切る中居正広。その類まれなる気遣い力で、今後も変わらぬ活躍を続けてくれることを期待しています。 ＜文／もちづき千代子＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】