中居正広の退所会見に学ぶ「気づかい力」炸裂コメント10選
元SMAPの中居正広が、ジャニーズ事務所を退所! 2016年12月31日のSMAP解散から約3年の月日が流れた今年2月にこの衝撃的なニュースがメディアを席巻しました。
1.「退所ロングインタビューを開催したいと思います」
会見は冒頭から聞き慣れない単語でスタート。退所会見、ではなく敢えてロングインタビューという言葉を使っています。つまりこれは一方的な会見ではなく、記者からの質問も受け付ける、会見よりもざっくばらんな時間であると明言したのと同じ。この言葉選び、なかなかできるものではないですね。
2.「記者会見とかって、僕はずっと先にいた方がいいと思ってました。登壇者が最後に出てくるのって、暗黙のルールなんですか?」
実はこの会見の際、記者やカメラマンが入室した時点で中居は既に登壇していたそう。笑顔で出迎えられた報道陣は、いつもと違うことに少しビックリしたようですがカメラテストなども和やかな雰囲気でできたようです。この形、今後の会見でも真似する人はいそうですね。
3.「昨日4人には報告しました。みんなそれぞれで、どんな内容かは言いませんけど、誰かは言いませんけど、『そんな内容か』というような返答もありました。内容は言いにくいですけど、一つ言えるのは剛くんの返事は一行ぐらいでした(中略)現在、返事は半分ぐらい来て、半分ぐらい来てないです」
木村拓哉には報告したか?という質問に対しての答え。ここで敢えて剛くんの名前を出すところがニクイですね。一行で返事が来たことを暴露しても、それがしっかり笑いになっていました。他のメンバーだとこうはいかないのでは。
4.「エンターテイメントでは99パーセントダメかもしれないけど、1パーセントやったら何かあるかもしれない。1パーセントに賭けてみるというのも挑戦。もちろん3人と共演するのも、99パーセントの中にある」
新しい地図との共演の可能性を聞かれての返答。現状では難しいかもしれない、けれどこの「1パーセントに賭けてみる」の言葉がこんなに希望の光のように感じられるとは驚きでした。上手にはぐらかしつつ、中居の陽の力を実感させたひと言です。
5.「今後、もしかしてキスマイに入るかもしれないし。V6に入って、V7になるかもしれない」
先ほどの流れの中でのこの発言。パーセンテージは低かろうとも、元事務所の面々とのコラボレーションに希望が持てる言い方をしてくれています。また、ジャニーズと絶対的に袂を分かったつもりではないことが伝わってきます。
6.「ゼロではない。100パーセントないとは言えない。一人では決められないけど」
SMAPの再結成があるかどうか。恐らく誰もが最も聞きたかった質問はこれですよね。ここでもしっかりと希望を持たせてくれる、優しい答え方だと思います。これで勇気づけられたファンはどのくらいいたでしょうか。
トップエンターテイナーとして芸能界に君臨し続けてきた中居正広。司会や演技の才能はもとより、彼の大きな力のひとつは圧倒的な場の空気の読み方と作り方。2月21日に行われた会見は、まさにその部分が炸裂していました。言葉の端々に彼の各所に対する気遣いの力が現れており、彼のエンターテイナーとしての実力を改めて示すものとなりました。
そこで今回、退所会見の中居正広が発した、気遣い力満点のコメントを10個紹介。ファンやメディアも絶賛した彼のコメントから、私たちも学ぶべき部分が多々あるはずです。
会見冒頭から見せた気遣い力とは
ファンに希望を与えてくれた言葉
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