その願い通り、運営委員会には全国の妊婦さんから以下のような感謝の言葉が続々と届いているとか。
「Twitterで見かけたマスクの配布、本日届きました。家のマスクも残り少ない中、
妊婦健診のほかにも歯科治療など予定外の外出があり困っていたので、非常に助かりました! 大切に使わせていただきます。無事に子供が産まれたら、この話をしてあげたいと思います」
「マスク届きました。早朝からドラッグストアなどに並ばないと手に入りませんが、並びに行くこともあまりできないので本当に嬉しいです。ありがとうございます!」
「国からもあまり目を向けてもらえず不安な妊婦が多いなかで、妊婦に目を向けていただけたことを大変ありがたく思っております。コロナ患者受け入れ病院に通う妊婦もいますし、妊婦健診ぶんのマスクが足りない妊婦も出てきております。そんななか救われた人は多いと思います。本当にありがとうございました」
「マスクの過信は禁物」手洗い、消毒、正しいマスクの装着を

正しいマスクの付け方を
日本産婦人科感染症学会は、身近にできる予防として、入念な手洗いをこまめに行うことやアルコールなどの消毒液を推奨したうえで、
「マスクの過信は禁物」と指摘しています。マスクの周辺からウイルスが侵入することはあるし、マスクから鼻を出したり口のまわりを開けたりするなど、不適切なつけ方をしていたら何の意味もないからです。
でも、マスクには不用意に手指を鼻や口に持って行かないという効果があります。
外すときは手を汚染しないよう紐を持つなど、貴重なマスクは正しく取り扱いましょう。
妊娠中の女性は、常に自分の体調や胎児の成長などが気になり、平常時であっても不安がつきない日々を送るもの。マスク不足などで過剰な不安に陥ることなく、できるだけ心穏やかに過ごしてほしいです。
<OMOIYARIプロジェクトの「妊婦さん限定マスク無料配布」の申し込みフォーム⇒
こちら>
<文・取材/持丸千乃>