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「結婚式を“自粛”すればキャンセル料70万円と…」式を決行した夫婦のリアル

キャンセル料は70万円以上。規模縮小でも差額返金はなし

通帳 女性 貯金「あと、これは自己責任というか仕方がないところなのですが、やっぱり金銭面でも大変むずかしいところがありました。僕たちは結婚式の1、2週間前から延期を検討し始めましたが、その時で既にキャンセル料が70万円以上かかることがわかりました。それならやろう、と判断したのは私たちですが、フードや式場の規模など、だいぶ小規模なものになったものの、特に差額分の返金などはなく、お互いの両親からお金を借りたりして、なんとか結婚式代を工面しました。  3月の時点で、僕たちは結婚式をやってもやらなくても、金銭的な苦労を抱えることは決定していたので、自己責任の範囲だとは思っていますけれどね。でも、やっぱり僕は結婚式を挙げられて本当によかったなあとは思っています」  感染拡大を考えれば中止もしくは延期という判断が求められるでしょうが、「自己責任のため補償はない」ということが新郎新婦を苦しめます。ただ、4月以降は式場自体が営業休止するところも増え、その場合は新郎新婦の責任ではないからキャンセル料は取られないのかどうかーー。  ブライダル業界側もとても苦しい局面でしょう。本当に早い収束を願うばかりです。 <文/ミクニシオリ>
ミクニシオリ
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携わったのち、2017年からライター・編集者として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。Twitter:@oohrin
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