長澤まさみが絶賛「コオロギラーメン」って美味しいの?食べてみた
7月27日放送の『痛快TV スカッとジャパン』にて、長澤まさみさんが好物として「コオロギラーメン」を挙げ、視聴者を驚かせました。なんと、1杯につき100匹以上のコオロギが使われているのだそう。
昆虫食を扱うレストラン「ANTCICADA」が提供するこのラーメン。2020年4月29日からオンラインショップにて“おうち用の冷凍ラーメン”も販売されています。出汁もコオロギ、醤油もコオロギ、麺もコオロギ、油もコオロギ……! 2種類の国産コオロギを贅沢に使用しているとのこと。
“ただ”の昆虫食ではなく、ラーメン王の異名を持つラーメン評論家・石神秀幸さんも認めたのだそう。気になった著者は、コオロギラーメンを購入して食べてみました。
コオロギラーメンは、出汁にも麺にも、すべてコオロギを使用しています。
・出汁:2種類の国産コオロギをブレンドした出汁
・タレ:コオロギを発酵させたコオロギ醤油を使用。桝塚味噌(愛知県豊田市)と共同開発
・麺:コオロギ練り込み麺を使用。丸山製麺(東京都大田区)と開発。
・油:自家製コオロギ油
・トッピング:素揚げしたコオロギを使用。
単にちょこっとコオロギを入れた“だけ”ではなく、本格的なコオロギラーメンです。
このコオロギラーメンを食べるには、東京都中央区にあるレストランに食べに行くか、お取り寄せするかのどちらかです。
コオロギラーメンは、注文してから約10日ほどで届きます。段ボールなどには、手書きのメッセージがありました。こういう細かい部分にキュンキュンします。
「肉も魚も野菜も虫も。全て平等な『食材』として見ることで気付く虫の魅力。商品に詰めこみました」
日本では、コオロギを「食材」だと捉える人はかなり少ないのではないでしょうか。筆者もその一人なのですが、今回からコオロギを「食材」として見てみようかと思います!
このラーメンには「フタホシコオロギ」と「ヨーロッパイエコオロギ」という2種類の国産コオロギが入っています。
だからか、トッピングとして付いてきた「素揚げコオロギ」2つの見た目がそれぞれ微妙に違いました。勇気を出してじっくり観察してみましょう。
色が明るめのコオロギは、おそらく「ヨーロッパイエコオロギ」。
こちらの真っ黒いコオロギは、おそらく「フタホシコオロギ」です。