“有吉”炎上の陰で賞賛された“キムタク”。平成のアイドルが令和で高評価のワケ
SMAPの元メンバーで俳優としても活躍する木村拓哉さん。かつては圧倒的なビジュアルや出演ドラマなどで大人気を博していましたが、52歳となった現在は木村さんの人間性に再注目される流れが起きています。
1991年にSMAPのメンバーとしてデビューして以降、第一線で活躍し続けるトップスターである木村さん。特に全盛期とも言える1990年代後半から2000年代前半には日本中の女性をときめかせ続けただけでなく、出演するドラマは軒並み高視聴率を記録しました。
また、木村さんのロン毛や茶色いダウンジャケットを真似する男性が続出するなど、ブームを牽引し平成に一時代を築いたことから「平成を抱いた男」という異名を持つほどです。
また、木村さんのYouTubeで見られる人間性の素晴らしさが話題になることもしばしば。2025年4月に木村さんのYouTubeチャンネルで公開された動画では、タレントの野呂佳代さんがゲスト出演しました。GUアイテムを使って7日分のコーディネートをするという企画の中で、野呂さんが自身の洋服のサイズを「たぶんXLなんで……」と自虐を交えて発言。
スタッフが笑いに包まれる中、木村さんはいじることも表情を変えることもせず、野呂さんに似合う洋服選びを続けたのです。さらには下着が透けるかどうかも確認をするなどの神対応を見せ、この木村さんの野呂さんに対する配慮がXで大拡散しました。
9月6日放送の『有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii』(フジテレビ系)では、有吉弘行さんが野呂さんに対して体型いじりをしたことが「ひどい」「時代に合ってないのでは」として批判の声が上がり炎上していました。そこでも木村さんの野呂さんへの神対応を思い出した人が多く、「みんなキムタク見習って欲しいわ」という意見も。
平成から令和へ──再び高まる木村拓哉の評価
そんな木村さんですが、むしろ令和の時代に入ってからさらなる高評価の波が起きています。まずはプライベート面。そもそも木村さんはSMAP全盛期に歌手の工藤静香さんと結婚しましたが、男性アイドルにありがちな「熱愛報道や結婚後に人気が落ちる」という現象が起きなかった稀有な存在です。 また、芸能デビューした2人の娘であるCocomiさんとKōkiさんに対しては「親の七光り」「2世タレント」と当初は批判的な声がありました。しかし、2人がメディアに出るたびに育ちの良さや性格の良さが明らかになり、しっかり両親に愛情を持って育てられたことが垣間見えるように。 CocomiさんもKōkiさんも成人しても父親のことが大好きな様子がわかるため、「あんな多忙なキムタクがしっかり育児してきたんだ」と子育て層から感嘆の声も上がっています。
YouTubeで垣間見える木村拓哉の人柄
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