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月12万円で一人暮らし。60代から新たな夢を叶えた女性の“小さく豊かな楽しみ方”

 ブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」が大人気のシニアブロガー、ショコラさんは現在70歳。24歳で結婚、42歳で別居、47歳で離婚と、目まぐるしい人生を送り、ひとり暮らし歴は28年になります。  正社員として働きながら、40代後半でマンションを購入。節約を重ねて住宅ローンを10年で完済しました。57歳からはパートで節約を続けてきたのは、夢があったからだといいます。 『60代から夢をかなえるひとり旅』(ショコラ著、2026年3月、すばる舎)は、ショコラさんの旅日記。お金をかけずに心を豊かにする、工夫とヒントが詰まっています。
ショコラさん

ショコラさん(『60代から夢をかなえるひとり旅』より)

〈仕事をやめたら、念願の気まま旅行をしたい!〉(〈 〉は同書からの引用、以下同)  65歳から受給している年金は、月約12万円。ショコラさんは67歳まで勤務しながら、月々の生活費は12万円に設定し、夢の資金にしたそうです。

ひとり旅初心者は「ひとり参加ツアー」が楽ちん

 67歳で完全リタイア生活に突入、同時に、ひとり旅という夢のステージがはじまりました。でも、旅行は誰かと一緒に行くもの、という固定観念がありませんか? ショコラさんもそうでした。ところが今は〈ひとり参加限定〉や〈ひとり参加可能〉のツアーも多数あるのです。 〈ひとり参加限定ツアーでは、集合時間から全員が初対面〉で、バス席もひとり2席分。部屋もひとり部屋で、完璧なおひとり様設定になっています。ただ、通常のツアーと比較して若干料金は高め。片や〈ひとり参加可能〉のツアーは、料金は安いもののバスは相席、ホテルも指定しない限り相部屋になるようです。  とにかく観光を重視したい、あるいは豪華な食事やホテルを堪能したい、など、旅の目的に合わせて選択して、うまくお金のやりくりをしたいですね。 60代から夢をかなえるひとり旅

お金は削り、心を満たす、旅のコツ

 一方、ツアーではなく個人旅行はどうでしょうか。交通やホテル、すべての手続きをひとりでこなす、完全なるひとり旅について〈アクセスの良し悪しで決めるようにしています〉とショコラさん。ある程度の都会なら、電車の本数やホテルの数も保証されているでしょう。現地でひとり、右往左往しなくてもすみそうです。  交通の便が複雑、乗り継ぎの関係でスケジュールが立てにくいといった場合、手間も費用もかかりがち。ツアーに丸投げしてしまったほうが、肉体的にも金銭的にもラクなはず。旅の目的をしぼって、時間や費用を逆算するのが賢いやりかたかもしれませんね。
ショコラさん

10万部のベストセラーになった著書『58歳から 日々を大切に小さく暮らす』(2019年、すばる舎)。お金をかけなくても素敵なお部屋

〈年に3回は旅ができたら…〉というのがショコラさんの願い。この土地のこの名所が見たい、小説の舞台となった場所で主人公気分を味わいたい、目的を決めたら、削るところは削るのがショコラさん流。宿泊は安めのビジネスホテルに泊まる、お腹の具合を鑑みて、3食のうち1食は控えめにするなど、旅先でもやりくりは怠りません。  食事は、ツアーは3食みっちり出ることも多いですが、個人旅行はすべて自由。本書を読むと、日常でも旅先でも、節約マインドは自分軸をブレさせないことなのだと実感できます。
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旅の荷物も費用も、コンパクトに
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