静かな山で“大騒ぎする若者グループ”に困惑…近くにいた女性の「静かな一言」で、一気に大人しく
静かな自然を楽しみに来たはずの登山で、もし周囲を気にせず大騒ぎするグループに遭遇したら……あなたならどうしますか?
今回は、そんな経験をした女性のエピソードをご紹介しましょう。
中野晴海さん(仮名・34歳)は、ある休日の朝、少し早起きして趣味である一人登山に出かけました。
「いいお天気で空気は澄んでいて、鳥の声だけが響く静かな山道を『やっぱり、こういう時間っていいな』と深呼吸しながら歩いていたんですよ」
ところが、その空気をぶち壊すような騒がしい声が後ろから近づいてきました。
「振り返ると、20代前半くらいの若い男性3人組が『やばい、もう頂上近いじゃん!』『腹減ったー! ラーメン食おうぜ!』と大声で話していて」

しかもスマホから音楽を流しながら、狭い登山道で肩をぶつけ合うようにふざけ、時には軽くタックルしあって大笑いしながら登ってきたそう。
「あまりにうるさくて唖然としてしまいました。せっかくわざわざ山まで来たのに、なぜこの気持ちよい空気を楽しまないのか? と正直イラッとしてしまいましたね」
しかも彼らは、すれ違った老夫婦が笑顔で「こんにちは」と挨拶してくれたにもかかわらず、ニヤニヤ顔を見合わせるだけで無視。そのまま騒ぎながら通り過ぎていってしまいました。
「おい、ふざけんなよ! 優しい老夫婦の心遣いを踏みにじりやがって! と腹が立ってしまい……せっかく山に来たのに何でこんなに嫌な気持ちにならなきゃいけないの? とため息がでました」
周囲の登山者たちも同じように感じていたのかもしれません。そのグループが近づくたび、自然と距離を取るような空気が広がっていったそう。

「そして頂上に到着した私は、持参したサンドウィッチと一緒にコーヒーを飲むために、キャンプ用コンロに火をつけました。頂上でゆっくり淹れたドリップコーヒーって最高なんですよ」
頂上には、絶景を静かに楽しむ登山者たちの穏やかな空気が流れていました。景色を眺めながらおにぎりを食べる人、写真を撮る人、小さな声で会話をする人…そんな落ち着いた時間でした。
「ですがさっきのグループが『よっしゃー! ここで食うラーメン最高っしょ』とまた大声で騒ぎながら、音楽に合わせて踊ったりしながらカップラーメンをいくつもリュックから出すと、コンロの準備を始めたのですが……」
テンションだけで突き進んできたような彼らでしたが「え、ライターは?」「お前持ってきてないの? 俺、水担当だし」「え、マジで?」と、どうやら誰も火をつける道具を持ってきていなかった様子。
「さっきまでの勢いはどこへやら。彼らは急にオロオロし始め『あの、ライター貸して欲しいっス』と近くの登山者たちへ声をかけ始めたんですよね」
しかし返ってきたのは「すみません、持っていないです」「ごめんなさい、ちょっと見当たらなくて」という、やんわりとした断りばかりでした。
「正直、実際は持っている人もいました。でも誰も貸そうとしない。さっきまでの態度が、無言で返ってきているなと思ってしまいました」
静かな山道に響いた、場違いな大騒ぎ

老夫婦の優しい挨拶を無視。ピリつく空気が広がる

写真はイメージです(以下同じ)
1
2









