「高い、外国人だらけ」イメージのニセコへ30年ぶりに訪問。道民の私が愛犬と巡って実感した“羊蹄山の絶景と地元食材の美味しさ”
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(40歳・以前は小林悠として活動)。
20年間生活した東京をあとにして、故郷北海道で自然や犬との気ままなシンプルライフを楽しむアンヌさん。本連載では、40代の今だから感じる日々のあれこれを綴ります。
【過去記事】⇒連載「アンヌ遙香の北海道シンプルライフ」を読む
第102回となる今回は、アンヌさんがシルバーウィークに訪れた「ニセコ」について語ります。(以下、アンヌさんの寄稿です)
終ってしまったシルバーウィーク。皆さまはいかがおすごしでしたか?
関東では凄まじい豪雨や土砂災害もあり、手放しに「楽しい」と言いにくい9月になってしまっており、なぜこんなにつらいことが今年特にたくさん続くのかとも感じます。
それでもなお、つかの間の休日、気分転換にご旅行などされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
札幌市在住の私は今回ニセコへ行ってまいりました。
ニセコといえばパウダースノウの素晴らしさをきっかけに海外からの旅行客が激増。ウィンタースポーツ目当ての欧米からのお客様のみならず、北海道らしい大自然を満喫すべくさまざまな国からの観光客が一年を通してめだちます。
外資系ホテルがずらりと並び、中にはハイブランドの路面店まで。レストランには英語メニューが完備、ホテルの価格などもなかなかのレベル。
数十年前に比べ、昨今のニセコは地元民からしてみればちょっと近づきがたい場所になってしまったのかな……なんて印象を抱いている道民が、実は多かったりする一面も少しあります。
そんな中なぜ今回私がニセコをシルバーウィークの旅行先に選んだかというと……なんと雑誌の懸賞でホテルの宿泊券が当たったから!
私もびっくりでした。

札幌出身とはいえ、20年暮らした東京をあとにして北海道に帰ってきたのがおよそ2年半前。北海道のテレビ局でお仕事をさせていただく中で、出張や泊りがけのお仕事に恵まれ、稚内、釧路、十勝、旭川……と、大人になって改めて故郷北海道の魅力を再認識させていただける「旅」の機会はこれまでたくさんありました。
しかし、完全にプライベートで泊りがけの道内旅行をする……ということが実はこれまで一度もなかったのです。
我が家には大型犬の愛犬がおり、寝ても覚めてもずっと一緒。仕事のときは必ず家族とともにお留守番をしてもらうこの子を置いて、プライベートでどこかに旅行にいくという選択肢は私の中ではありえず、またプライベートで旅行なんて贅沢贅沢! まだまだ! とにかく働きたいし、出張でいろいろな景色を見せていただいているのだからそれでもう大満足、と思っていたのです。
そんなある日、私の友人が北海道の地域密着型グルメ雑誌のレストランプレゼント企画に応募したところ、それが当選したというではないですか。
しかもなかなかの高級店。「応募してみたら結構当たるよ! 私それでいろいろなお店いってるもん」と話す友人。
ということで、私も何の気なしにその雑誌のプレゼント企画に応募してみることに。気になるレストランのリストがずらりと並ぶなかで、道内のホテル宿泊券もその中に並んでいることに気づきました。
ワンちゃんと泊まれるホテルがあると良いななんて思いながら眺めてみれば、ニセコの素敵なお宿があることを発見。まあどうせ当たらないよね……なんて気持ちで応募してみたら……応募したことすら忘れかけていたある日、郵送で宿泊券がいきなり送られてきてびっくり仰天、ということになったのでした。
なんという奇跡。これは行かないわけにはいきません。
“地元民には近づきがたい場所”になったニセコへ
「どうせ当たらない」と応募した宿泊券がまさかの当選

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