男の気持ちは男に聞くのが手っ取り早い――。経済評論家でカウンセラーの浅倉ヒロが、数多くの恋愛相談を受けてきたなかから、男目線でアドバイスする「合理的恋愛術」！ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Q．（まり子さん ・26歳） 　久々に気に入った男性を見つけました。職場の同じ課の同期です。彼女はいないということもわかりました。普段、仕事でたまに話しているので、できれば付き合えたらと思っています。でも、向こうから誘ってくれそうな雰囲気はありません。どうすればよいですか？ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ A．（浅倉） 　気に入った人に出会えて、よかったですね。それだけで気分が上がりますよね。 　憧れの男性から声がかかるのを待っている女性は多いと思います。でも、女性だからこそ、気に入った男性を見つけたら、積極的に攻めるべきだと、男としては思うわけです。 　今回は、非常に高い確率で、気に入った男性を口説ける方法を、男目線で紹介します。 ●その気がある男は、誘われたら必ず乗ります 　学校や職場で気になる男性を見つけたら、まずは笑顔で接して下さい。男性は「自分に笑顔で話しかける女性に好意を持つ」という特徴があります。 　いい印象を持ってもらったら、次は食事に誘われるシチュエーションを作って下さい。就業時間が終わる頃（学生なら最後の授業のあと）に、食事の話題を出したり、他の女子には聞こえないくらいの声で「お腹空いちゃったなぁ」とつぶやいてみるなどするのが効果的です。 　男性が察してくれれば、「ご飯でも食べて帰る？」と誘ってくるはずです。相手が空気を読めていなさそうであれば、「ご飯食べて帰らない？」と女子から切り出すくらいでも構いません。「断られたらどうしよう」と、傷つくことがこわい方もいるかもしれませが、ここはぜひ積極的に。男性から誘うと、ちょっとしたことでもセクハラ、パワハラと言われてしまう時代ですから、男性からの方がむしろ誘いづらい状況なんです。 ●ご飯を断られたら脈なしです 　もし、ご飯を行くことすらままならないなら、「脈なし」なのであきらめて下さい。男のストライクゾーンは鉄でできた額縁のようにしっかりと枠が決まっていて、そこから外れていたら女性がどんなにがんばっても確実に見送る生き物なんです。ですから、もし断られても、決してあなたがいけないわけではありません。単に”その男性の好みでなかった”だけなのです。決してへこまずに、他の男性を探して下さい。時間を無駄にしないように、早めの”損切り”が大切です。 ●やれるのに帰っちゃったら脈なしです 　さて、男と食事に行ったら、遅くとも 3回目の食事までに一晩を共にして下さい。お店は、どちらかが一人暮らしならその最寄り駅、もしくはホテル街の近くがよいでしょう。飲み屋を出る頃に、少し酔いを大げさにした上でモーション掛ければ OK。それでも、男性が「終電だ、帰んなきゃ」という感じなら、脈なしと思ってあきらめて下さい。 ●ワンナイトの後、次に誘ってこなければ脈なしです 　翌日以降、男性があなたを気に入れば、必ず再度デートに誘って来ます。 もし誘ってこなかったなら、単にワンナイトラブを求めていただけなのかもしれません。その場合、自分が好きになった男性と楽しい時間を過ごせたと思って、次の男性を求めて下さい。 　自分がいいと思った男にはとりあえず声を掛け、脈なしと思った時点で固執せずに即損切りということを繰り返せば、受け身で待つよりも、何倍も高い確率で相思相愛の素敵な男性に巡り会うことができます。 【今日のひとこと】 「アプローチは”歩留まり感”が大事です」 【浅倉ヒロ（あさくら・ひろ）】 表の顔は経済評論家として活躍。もう一つの顔としてカウンセラーでもあり、年間200人程の相談に乗っている。恋とお金の話をからめた恋愛コラムを執筆。 恋愛相談を希望の方はこちらへ→ hiro.asakura.love@gmail.com （※相談内容、事例は、個人情報を伏せ、一部内容をアレンジして紹介しています）