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コロナで保育園が休園、働くママのジレンマ「子供にイラつくと自己嫌悪に…」

 新型コロナウイルスの影響が広がるなか、政府は4月16日、緊急事態宣言の対象を全国に拡げました。保育園の対応は自治体によって違いますが、臨時休園や登園自粛要請が広がっています。
子育て 悩む

写真はイメージです(以下同じ)

 保育園に子どもを預ける働く母親たちは、このイレギュラーな事態にどのように対処しているのでしょうか。当然、「子供の感染を防ぐのが一番大事」だとわかっているママたちですが、それでも悩みは多いようで…。都内在住の3人に話を聞きました。

息子にイライラをぶつけてしまい罪悪感

 4歳の息子を調布市の保育園に預けているマリさん(仮名・建築会社事務)は、「私は在宅が難しい業種なので、代わりに在宅勤務をしながら1人で子どもを見てくれている夫が心配」とこぼします。 「緊急事態宣言前から文書で登園自粛をお願いされていましたが、4月10日にメールで、『翌週の火曜日から5月6日まで臨時休園する』との連絡が来ました。現在は夫が週4日で在宅勤務し、私は週1日休みをとって子どもを見ています。  夫のおかげで、私の仕事にはそこまで影響は出ていませんが、夫に物凄く負担がかかってしまっているので、長期化すればするほど夫の体力面、精神面が心配です」  休園前は2人とも週5日勤務していたマリさん夫婦。今回の休園で、仕事と育児のスタイルが一変してしまいました。  また、保育園に行かなくなった息子の育児にストレスを感じることも増えたといいます。 「親以外の人に叱ってもらうことがなくなったからか、息子のわがままが加速していて、どうしてもイライラしてしまうことが増えました。『息子だってお友達と外で遊べなくて、かわいそうなのに……』と日々罪悪感を感じています。  それに、私のイライラをぶつけられる息子がひねくれた子供になってしまうのではないか、親子関係にヒビが入るのではないかという不安もあります」

子どもを見ながらテレワークの日々

テレワーク 墨田区在住のユミさん(仮名・外資系IT企業)は、フリーランスの夫と2歳の娘との3人家族。前述のマリさんと同様、緊急事態宣言が発令された翌週から5月6日まで原則休園となりました。現在はテレワークに切り替わり、夫婦で子どもを見ていますが「どうしても仕事効率が落ちてしまう」とこぼします。 「3月16日からアメリカ本社の通達で出社制限が始まり、テレワークになりました。子どもの世話は、普段から在宅勤務の夫と交互にやっています。集中力が必要な作業でも子供は関係なく泣き出したりするので、効率が落ちるところは悩ましいです。今は緊急時と割り切れていますが、長期戦になると苦しいですね」  また、家計面にもすでに影響がでているとか。 「ITなので、他業界よりはまだ直接的な影響は少ないですが、案件や仕事量は確実に減ってきているので、給料への影響が心配です。主人の仕事もかなり減っているので、世帯収入は実際に下がっています」  育児と仕事を両立しなくてはならない負担に加え、テレワークに切り替わったことによる“業務のやりづらさ”を感じることも。 「もともとテレワークに慣れた職場で、ZoomやSlackも日常使っていたので移行は比較的スムーズでした。それでも、仕事仲間が近くにいないとちょっとしたことが聞けなかったり、一体感がなく寂しく感じることがあります。  上司から同僚への心無いコメントが、口頭ではみんなで吸収できるけど、文字だと辛いだろうなと感じることもあるので、補完的に同僚達とLINEでグループチャットしています」
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「夫婦の片方が医療従事者」でも預けられない
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