A4クリアファイルで作る「フェイスシールド」。30秒でできた
こんにちは。ライターの高木沙織です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を予防するためのさまざまな方法が話題になっています。
そのなかでも今回注目したのは、太刀川英輔さんが発起人を務める『PANDAID』というウェブサイトにて無料公開され話題になっているA4クリアファイルを使ってつくる「フェイスシールド」。
約30秒で簡単に作製できるとのことで、筆者も早速つくってみました。
「新型コロナウイルス感染症のパンデミックから命を守るために、世界中で考えられた知恵をまとめる共同編集ウェブサイト」が『PANDAID』。
そこで無料公開されているのがディスポ―ザル(廃棄)用のフェイスシールドの作り方です。
用意するのは、サイト内からダウンロードしプリントアウトした「A4 CLEAR FOLDER FACE SHIELD」の用紙とA4クリアファイル1枚、はさみのみ。
まず、A4原寸でプリントアウトした「A4 CLEAR FOLDER FACE SHIELD」用紙(PDFで)とA4クリアファイルを用意します。
クリアファイルは透明度が高いものを選びましょう。
そして、そのクリアファイルに用紙を挟みます。
ここ、大事! 「クリアファイルの閉じているほうが上と左側、開いているほうが下と右側」にくるようにし、「用紙の右下の角とクリアファイルの右下の角を合わせる」です。
筆者は向きを間違え、頭頂と後頭部の支持点が切れることに。……なりましたが、気を改めて、「A4 CLEAR FOLDER FACE SHIELD」の裏をテープでとめ再利用(クシャクシャですみません)。
さあ、正しい向きでセットできたら「CUT」のライン3カ所にはさみを入れましょう。下の大きなCUTラインから切っていくと全体がズレにくかったように思います。
左上部もカット、「HEAD BAND」の部分はMで男性の標準的なバンドの長さだそうですが一旦そのとおりにカットします。カットしたあとはこんな感じ。
なかから「A4 CLEAR FOLDER FACE SHIELD」を取り出して……。
ヘッドバンド部分を折り返して装着します。

頭頂は安定しますが、男性用サイズはちょっと緩いですね。もう少しきつくてもいいかもしれません。
女性が使用するなら、「HEAD BAND」の切り込みの深さを調整する必要がありそう。
クリアファイルなので重くもなく、違和感は少なめ。ただ、まつげのエクステンションやつけまつげがあたったり、肌に触れてファンデーションが付いたりということはあると思います。頭頂やあご下から空気が抜けて蒸れた感じも少なく、そのほかは快適でした。
クリアファイルの向きさえ間違えなければおそらく30秒もあれば、問題なく作製できるでしょう。不器用な筆者でもつくることができましたから。
新型コロナウイルス感染症予防のために、「手で目や鼻、口に触れない」という点でもフェイスシールドは役立ってくれますよね。
フェイスシールドはオンラインショップでも販売されていますが、決して安いものではありません。もし、必要としている人がいたら手作りしてみるのもよいのではないでしょうか。
※「A4 CLEAR FOLDER FACE SHIELD」の用紙のダウンロードは、「PANDAID」からできます。
<文/高木沙織>
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高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi