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保育園「再開するけど自粛要請」って、どっちなの!? 戸惑うママの声

「最大時間保育」に痛む良心

在宅ワーク「当然のことながら我が家も裕福ではないので、ここまでの数か月で、すでにかなりの貯金を切り崩してきました。自粛も考えましたが、これ以上は無理そうです。家計は厳しいですから、パートに戻れない代わりに副業で、せめて保育料だけでも賄わないと。  在宅ワークならば自宅保育ができるだろうと思う人もいるかもしれませんが、子どもを抱えていると集中できるのは1日3時間程度、それも途切れとぎれになってしまうので、仕事にならないんです。まだ何度か夜泣きもあるので、そうでなくても寝不足状態で、これ以上は睡眠時間も削れませんし……」  幸いなことに在宅仕事をもっていたマミさんですが、もちろん収入はパートと比べものにならないほどわずか。保育料のぶんを賄うだけでもフルタイムの保育が必要になるといいます。そして、そこがマミさんにとって、いちばん悩ましい点であるようです。 「取引先からの業務委託ですし、終わりませんでしたとか、もちろん手を抜くわけにはいきません。すると、どうしても17時や18時近くまでかかってしまいます。通勤があるママなら問題ないとしても、家で仕事しているママは預けてもいいのかな……って心苦しいです。世間で自粛が叫ばれている状況で長時間預けるの?みたいな負い目はどうしても感じてしまいますよね」

自粛要請の緊張状態、いつまで続く?

 そして、マミさんは次のように話を続けました。 「初めての子どもに、初めての保育園で、コロナという事態。いちばんは感染防止だけど、やっぱり実生活者であるうえに、守らなければいけないものもあります。なにが正しいか、あるいは、なにが間違っているか、正直なところ分かりません。ほかの働くママたちがどのように乗りこえているのか、ぜひ教えて頂きたいです」  状況の変化に慌てたり、通常保育の再開と自粛要請の継続の板ばさみで戸惑ったり、仕事と保育とのバランスに悩んだり、「正しさ」というものが無効になったいま、子どもを抱えて不安に苛まれているママたちがたくさんいるはずです。  このさきも消滅することのないのがウイルスというものの厄介さ。しばらく続くであるだろう社会の混乱で、だれもが心穏やかに日々の生活を送るために必要なのは、目の前の問題ひとつひとつにしっかりと自分なりの答えを与えていくことかもしれません。 <取材・文/山田茉美>
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