近年、肩こりの中でも噛み合わせやあごの関節の状態によって引き起こるものが注目されています。
特に男性に比べて女性のあごの関節は緩くなっていて異常をきたしやすいため、普段の食事などで噛み癖が強い人や過去に顎関節症などを患って感知していないと、それが原因で慢性的な肩こりを引き起こしている可能性があります。
柔らかいものばかりを口にしているとあごの関節は弱くなりますし、どちらか一方ばかりで噛んでいると強い癖が出ます。
なるべく噛み応えのあるものを左右均等に噛む癖をつけ、必要ならばあごの関節の整体や治療を受けてみるのもいいでしょう。
エクササイズやストレッチはとても効果的ですが、続けなければ意味がありませんし、そもそも症状を引き起こしているのは日常生活動作ですから、これを改善しなければ根本を見直すことにはなりません。
小さなことを日々無理なく気をつけて、ラクな体を手に入れてください。
<文/ヒラガコージ>
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柔道整復師/
パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:
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