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こんがりジューシーな肉にかぶりつく。スパイスチキンの簡単な作り方

 スパイスチキンで、元気な夏を。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) 蒸し暑い夏に負けないよう、おいしい肉料理をがっつり食べたい時ってありますよね。そんな時にオススメなのが、スパイスが効いた“グリルチキン”。突然ですが、みなさんは「ケイジャンチキン」と「ジャークチキン」って、ご存知ですか? どちらも真夏にピッタリの肉料理なんですよ!  そうです今回は、夏にこそ合うスパイスチキン「ケイジャンチキン」と「ジャークチキン」のご紹介と、おいしく作るための簡単レシピをご案内したいと思います。

どちらもアメリカ大陸の郷土料理

 実はこの2つのチキン料理、アメリカ大陸の郷土料理なんです。「ケイジャン」とは、祖先が北米東部のアカディア地方に入植したフランス人の直系で、イギリス人によってアカディアから追放されたのち、最終的に主にアメリカ合衆国ルイジアナ州南部に永住した人々を指すそう(Wikipediaより)。彼らが地元の食材を活かした料理が「ケイジャン料理」と呼ばれるようになりましたが、「ケイジャンスパイス」というミックススパイスが存在し、日本でも売られています。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) メーカーによって細かい配合は異なりますが、大概入っているスパイスとしては、チリパウダー、唐辛子、タイム、ニンニク、バジル、黒コショウ、パプリカ、クミン、オレガノ。  一方、ジャークとは、ジャマイカ料理のことを指し、ジャマイカで馴染みのあるスパイスが配合されたものが、「ジャークスパイス」と呼ばれてワールドワイドで愛されています。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) ケイジャンスパイスと大きく違うのは、「オールスパイス」が入っている点。オールスパイスは、別名ジャマイカペッパーとも呼ばれ、シナモン、クローブ、ナツメグの香りを併せ持つ、甘い深みのある香りが特徴です。オールスパイスの他、唐辛子、タイム、ニンニク、黒コショウなどが配合されています。  さあ、それではこのミックススパイスを使って、おいしいスパイスチキンを作っていくことにしましょう!

他に使うのは、しょうゆ、ハチミツ、油

スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) スパイスチキンを柔らかく香ばしくジューシーに焼くコツは、下味の調合にかかっています。今回は、日本人の舌に馴染みやすい味付けとして、醤油(肉の保水性を高める)、ハチミツ(タンパク質の熱凝固を遅らせる)、油(水分の蒸発を抑制する)を使います。  鶏もも肉1枚分の配合は、 ・ミックススパイス(ケイジャンもしくはジャーク)大さじ2 ・醤油 大さじ1 ・ハチミツ 大さじ1 ・油(ここではオリーブオイルを使用)大さじ1  作り方は簡単。唐揚げ用の大きさに切った鶏もも肉にこれらを加えてよく揉み込むだけです。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) 味が馴染むまで30分~1時間置き、あとはフライパンの中火で両面を焼いていきます。焼いている間のスパイスの香りがたまらぬ至福の時間になることでしょう。ハチミツが入っているので、焦げつかないよう注意をしながら肉を裏返してくださいね。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) 焼き上がったケイジャンチキンはこんがりジューシー。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) 力強い辛さが特徴で、キレのあるスパイス感が特徴です。一方、ジャークチキンはケイジャンチキンに比べてやや甘味を感じる妖艶で優しい風味。 スパイシーグリルチキン(ケイジャンチキン、ジャークチキン) さあどちらがお好みかは、食べる人次第。是非両方作って味わってみてくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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