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猫のお留守番は何日まで?旅に連れてっていい?獣医さんに聞く

 お盆は終わりましたが、今はお盆をずらして休む人や、9月の連休に旅行・帰省をする…という人も多いでしょう。  猫飼いさんにとっては、旅行中に猫を留守番させるのが心配なもの。一緒に連れて行くほうがいいの? お留守番させる時の注意点は? 窓辺の猫 そこで、ツイッターで獣医学に基づいた猫や犬の飼い方情報を発信している、獣医/研究員のにゃんとす先生(@nyantostos)に聞いてみました。

猫にとって、旅行や散歩はストレス

 新型コロナウイルスの影響で、宿に泊まるよりも、密を避けたキャンプなどに切り替える人が増えているとか。キャンプや貸し別荘や帰省なら、猫を連れていけそうですが…。 「飛行機や新幹線、自家用車に猫を乗せて一緒に旅行するときには、ケージ内の温度に要注意! 密閉された空間なので、少しの間で急激に暑くなってしまうことも多いんです。風通しの良いケージを選び、できるだけ涼しい空間にいてあげましょう。  また、大前提として猫にとっては移動自体が大きなストレスです。慣れない環境で体調を崩してしまう子も多いので、1~2日の短期旅行の場合にはお留守番のほうが賢明です。」  最近では自動給餌器やペットカメラも普及して、外出先でも猫の様子を確認できるようになっています。にゃんとす先生のブログでは、普段から自動給餌器を使うことを推奨していて、おすすめの自動給餌器(カメラ付き)も紹介しています。
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 ちなみに、「猫は環境変化がストレスになるので、犬のようにリードをつけて散歩させるのも、おすすめしない」と、にゃんとす先生。特に、ずっと室内で育った猫は、車の音や他の猫の臭いなどがストレスになっている可能性があります。  キャンプや別荘に連れていって、自然の中で散歩させてあげよう…というのは、猫にとっては迷惑かもしれませんよ。

猫も実はさびしい…2日以上のお留守番は避けたい

 猫は犬と違い、飼い主がいなくても平気だと思われることも多いですよね。  ですが、にゃんとす先生によると、猫を長期間お留守番させるのはNG!クールにみられることの多い猫たちも実は寂しがりやだそうです。 窓辺の猫2「猫はお留守番も平気だと言われますが、飼い主のいない環境がストレスの原因になってしまうことは研究でも明らかになっています。猫も飼い主のことを好きなので、ひとりにされると寂しいんですよ。  もちろん食事、水分、清潔なトイレや空間があれば生きてはいけますが、猫の気持ちを考えると長期(2日以上)のお留守番は避けるべきですね」  旅行中も他の家族が残っているとか、知人・友人が協力してくれるならいいですが、そうでない猫飼いさんは旅行しにくいですね(げぼくだから仕方ないけど…)。  いつも私たちを癒し、傍で支えてくれる犬や猫。家族の一員である彼らにとってのストレスない生活を叶えることこそが、命を預かっている飼い主の役割なのかもしれません。エアコンの温度や水分摂取しやすい食事を意識しながら、暑い夏をペットと共に乗り切っていきましょう! 【関連記事】⇒猫ちゃんの熱中症を防ぐには?エアコン設定から、水を飲んでもらうコツまで <取材・文/山本杏奈>
獣医にゃんとす
一匹の猫と暮らす獣医師。元臨床獣医で、現在は研究員。猫についての有益な情報や最新の獣医学研究を発信中。(個別の健康相談はご遠慮ください)Twitter:@nyantostos ブログ:げぼくの教科書
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