Beauty

今すぐやめるべき“老ける習慣”4つ。「家では保湿だけ」も実はNG

4.どこにもお出かけしないので、すっぴんで過ごす

すっぴん――コロナによる外出自粛で、平日も休日すっぴんで過ごしている人も多いと思います。お肌にはいいのでは? 鎌倉:テレワーク中や休みの日はメイクしたくないですよね。ある調査で、テレワーク中「すっぴん派」という人は全世代で過半数を超えるとの結果でした。  ですが、紫外線は窓ガラスを透過して室内に入ってきます。UVケアをしていないと「家にいるのになぜか日焼けする」ということに……。“室内ですっぴん”でもUVケアは必要です。顔だけでなく、首~デコルテにかけても、しっかりUVケアしてください。UVケアは、2~3時間おきに塗りなおすことが大事です。 ――家にいるときも油断できませんね。すでに老けが気になる部分についてはどうしたらいいでしょう……。 鎌倉:スキンケアは大事ですね。顔のお手入れ時は、首からデコルテまで顔の一部として保湿などのスキンケアをしてください。顔のお手入れの際に、表情筋のマッサージ、摩擦の少ないエクササイズをすることもおすすめします。 ――特に首のシワは年齢に比例して刻まれていきますよね……。 鎌倉:高すぎる枕は首のシワの原因になるので、低めの枕を使用することをおすすめします。就寝中に首にシワが寄り、それが癖になってしまうからです。

サプリや美容医療を活用する手も

――おうち時間が増えているからこそ、気を付けるべきことはありますか? 鎌倉:先ほども触れましたが、外出時だけでなく家にいるときも老化の最大の原因である紫外線ケアをしましょう。あとはビタミンCや抗酸化サプリを摂取すること、そして適度な運動も大事です。  自炊することも増えて食器を洗う頻度が高くなった人もいると思いますが、洗剤を触る際は、なるべく手袋を着用することをおすすめします。また、自分でネイルをする機会が増えた人も多いと思いますが、ジェルネイルを固める際のUVライト(紫外線)は手の老化を早めるため日焼け止め塗布を忘れずしてください。 ――いつまでも若々しくいるためには、日頃の努力が必要なのですね。 鎌倉:また、美容医療を利用するのも手です。美容医療は短期的にほぼ確実に効果が得られる“若見え”施策です。老けて見られる原因は多岐にわたるので、医療だけですべてを解決することはできません。ただ、例えば、シミを1つ消すことで、表情が明るくなったり、行動的になったりする女性を多く見てきました。今あるお悩みをひとつだけでも解消することで、別のお悩み解決に取り組む元気がでる女性は多いのです。 <文/るしやま>
鎌倉達郎
聖心美容クリニック統括院長。世界で初めて、脂肪幹細胞による豊胸術を行う。2016年には、日本人美容外科医として初めて、アメリカの医学雑誌「PRS」にてPRPに関する研究論文で最高賞を受賞
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