霊感のある弟が「カマを持った女の生霊がいる」と…その“正体”にゾゾッ
「夏の風物詩といえば怪談なんて言いますけど、本当に怖いのは人間ですよ」
そう話すのは都内の美容院で働く吉川すみれさん(仮名・36歳)。なんでも友達の妹とその婚約者に起こった出来事に、ここ数年で一番ゾッとしたと言います。
「千葉にある会社で一般事務として働くA子ちゃん(30歳)ってのが友人の妹で、同じ会社の先輩Y川さん(32歳)から付き合って1年目にプロポーズされたんです。ちなみにA子ちゃんの姉いわく、Y川さんは笑った顔がお笑い芸人のみやぞん似で、いい人を見つけてよかったって喜んでました。
それで話がトントン拍子に進んで、お互いの家族と顔合わせをしようってことになり、その段取りだかでY川さんが他県にある実家に帰ったんです」
Y川さんには4歳下の弟がいて、婚約を祝福してくれたそう。ところが久しぶりの実家でくつろいでいたのも束の間、弟の一言で事態は急展開します。
「せっかく実家に帰るならと長めに休みを取ってたのですが、3日目の夜に突然弟が部屋に来て『この部屋よくないから他の部屋に行って寝なよ』って言ったそうなんです。
Y川さんは弟に霊感があることを知っていたので、なんでだって聞いたら言いにくそうに『女の人がいる』と。
『兄ちゃんのベッドの横にカマを持った女の人が立ってる』って言われたですって。しかも実家に帰ってきてから毎晩いて、すごい形相で寝ているところを見下ろしてるらしいんですよ」
みやぞん似の彼からプロポーズされた
「カマを持った女の人がいる」
