原さんは、今からおよそ10年前にトルコのイスタンブールで出会ったオールドキリムを日本に持ち帰ったことをきっかけに、2019年に起業。 　トルコの遊牧民の間で受け継がれてきたオールドキリムの暖かなぬくもりに、日々の生活を豊かに彩ってもらっていると感じるようになり、自分の大好きなモノ、お気に入りのモノに囲まれた空間が日常にささやかな幸せをもたらしてくれると痛感。この幸せを多くの人にも味わって欲しいと思うようになり、ブランドを立ち上げました。 「今は大きく変わりゆく世界の中で、多くの人に幸せを届けるためにはどういう商品を作ったらいいのか、トルコ人デザイナー兼オーナーのCihan（ジハン）さんと毎日のようにビデオ電話で話し合っています」 ＊＊ 　トルコのインテリアに、アフリカンプリント。世界のいろんなところで作られたグッズを身近に置くことで、日々の暮らしが華やかで、色鮮やかなものになるのはもちろん、もしかしたら世界の人たちとの「つながり」を感じられるようにもなるのかもしれません。 ―「美活（今さら）始めました」― ＜文／にらさわあきこ　写真：一部大森さん、原さん提供＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】