「起筆」という文字の出だしに、ときどきひねりが入る傾向があるよう。「御」「私」「彼」「人」「何」など、最初にキュッと習字のようなひねりが入っているのがわかります。

このような筆跡を持つ人は、少々クセが強く、自分の意見をしっかり持って自己主張ができるタイプ。またひねりを入れるときに手に力が入っていることから筆跡が強めで、普段からエネルギッシュな人が多いです。
すべての字にひねりが入っているわけではないことと、縦棒の上の部分の長さをかなり短く書くので、基本的には協調性の高いタイプといえそう。ときどき我の強さが出てしまうところがあるのかもしれません。
石原さんの字は全体的に余白が多め。全体的に読みやすく落ち着いて感じるのは、余白の広さがあることも一つの理由でしょう。
このように文字と文字の間を広めに取る人は、マイペースでのんびり屋。物事を一つ一つ丁寧にこなし、自分の心地よいペースで進めていけます。
明るく快活なイメージの石原さんですが、意外と普段はマイペースなのかもしれません。

石原さとみ『encourage 特別版』宝島社
石原さんの筆跡を総評すると、天性の華やかさと美貌を持ち、心身共にエネルギーに満ち溢れている状態。基本的にマイペースで協調性が高いが、ときどき我の強さが出ることもある、という印象です。
結婚相手の素性を探る声も多いですが、筆跡を見る限り心身ともに落ち着いた環境で、とても幸せそうに感じます。今後も女優としてさらなる活躍を期待したいですね。
【他の記事を読む】⇒
シリーズ「筆跡心理学」の一覧はこちらへどうぞ
<文/関由佳>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
関由佳
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。
Twitter/
ブログ