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ジョニー・デップ、“DV夫”と書いた大衆紙を訴えたが…「暴力は事実」との判決

 元妻へのDV疑惑を報じた英タブロイド紙『ザ・サン』を告訴していた米人気俳優のジョニー・デップ。記事の中で自身を“ワイフビーター”と表現した同紙を相手取り、名誉毀損(きそん)訴訟を起こしていたが、このたび訴えが棄却された。元パートナーや共演者から「暴力をふるう人ではない」と擁護する発言が相次ぐなか、英裁判所はジョニーの元妻へのDVを認める判断を示したことになる。

「英国における21世紀最大の名誉毀損裁判」で飛び出した衝撃事実

ジョニー・デップ

ジョニー・デップ

 当時の妻アンバー・ハードへのDV疑惑を報じる記事のなかで、自身を「ワイフビーター(wife-beater=妻を殴る人)」と記したザ・サン紙を訴えていたジョニー。しかし、イギリスの裁判所は今月2日、記事を名誉毀損とした訴えを棄却した。 「英国における21世紀最大の名誉毀損裁判」といわれるこの訴訟では、3週間にわたりジョニーの飲酒や薬物乱用、暴力などに関する証言が行われ、その内容は衝撃的なものだったと伝えられている。裁判所はこうした証言を踏まえ、ザ・サン紙が報じたアンバーへのDVは「おおむね事実」と認定、記事であげられた暴力行為14件のうち12件を事実と認めた。  この判決を受け、ジョニーはザ・サン紙側の裁判費用を含めた巨額の支払いを求められることになる。  担当判事は判決の中で、ジョニーは名誉毀損の訴えを立証することに失敗したとした一方、サン紙の当時の報道が事実に反していないことを証明したと述べた。

「ベッドで排便された」妻からの嫌がらせを主張するも……

 共演をきっかけに2015年に結婚したものの、2016年には離婚申請した2人。離婚は泥沼化し、互いを非難し合う壮絶バトルに発展した。そうしたなか、アンバーは「結婚期間中に殴る蹴るの暴行を受け、顔にあざができた」と元夫のDV行為を告発。  一方のジョニーはその主張をでっち上げだと否定、逆にアンバーからDVを受けていたと反論。そのうえ、「ベッドでアンバーが排便した」と主張し、妻からの執拗な嫌がらせで、離婚を決意したと訴えていた。今回の判決ではこれについても触れ、「糞は飼っていたペットのものである可能性が高い」との判断が示されたという。  サン紙側は今回の評決を受け、7月に証言台に立ったアンバーに対する感謝も含め、つぎのような声明を発表した。 「ザ・サンは20年以上に渡り、ドメスティックバイオレンスの被害者のために立ち上がり、キャンペーンをしてきています」 「ドメスティックバイオレンスの被害者は口を閉ざされるべきではありません。判事の注意深い判断に感謝すると同時に、裁判所で証拠を提出したアンバー・ハードの勇気に感謝いたします」  裁判前には、元パートナーや元婚約者、最初の妻、そして共演者たちが、“親切で、気配りがあり、寛大な人間”とジョニーを評し、「暴力的ではない」と次々に擁護。しかし判決では、ジョニーのDVによりアンバーの命が危険にさらされたと結論づけている。  ジョニーの弁護士は判決に対し、「不条理」とコメント、控訴する考えを示している。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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