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安田顕が波瑠の父親役に。「グチグチ考えてしまう自分を否定しないで」

 40代後半に入り、ますます魅力的な役者として活躍中の安田顕さん。現在、累計100万部を突破した桜木紫乃さんの直木賞受賞作が原作の、ヒューマンドラマ『ホテルローヤル』が公開中です。北海道の釧路を舞台に、ラブホテル「ホテルローヤル」に訪れる人々の人間模様を、ホテルの一人娘・雅代(波瑠)が見つめていく本作。
安田顕『ホテルローヤル』インタビュー

安田顕さん

 安田さんはホテルの経営者で雅代の父である大吉を演じました。群像劇でありつつ、ひとりの女性が一歩を踏み出す物語でもある本作に、安田さんが感じたことを聞きました。迷える女性たちへのアドバイスを伺うと、「グチグチ考えてしまう自分を否定しないで」とステキな言葉が返ってきました。

北海道の美しさや広大さに改めて気づいた

――原作は読まれましたか? 安田顕さん(以下、安田)「拝読しました。群像劇として、最後まで興味を奪われることなく一気に読めました。人間、誰しもが持っている愛情の美しさと、美しさとは逆の部分を抱えながら、キレイごとだけじゃなく生きている人たちの生きざまが、随所に描かれていて、非常に興味深かったです」
北海道の美しさや広大さに改めて気づいた

『ホテルローヤル』より

――出来上がった映画を観た感想はいかがでしたか? 安田塩大福のように、しょっぱくて甘い作品になったなと思います」 ――本作に出演されたことで、何か新しい発見はありましたか? 安田「僕は北海道出身の人間ですが、いわゆる誰もが思い描く、“ザ・北海道”という風景、景色というものに、作品を通じて触れて、その美しさや広大さに改めて気づきました」

大吉は雅代に親として最大限のことをした

――本作は群像劇ですが、雅代というひとりの女性が一歩を踏み出す物語でもあります。そうした物語として響くところはありましたか?
大吉は雅代に親として最大限のことをした

『ホテルローヤル』より

安田「ありましたね。この作品は、踏み出そうとする人たちの背中を、すっと押してくれるような作品になっていると思います」 ――父と子という点から感じるところはありますか? 安田「雅代の置かれた環境に限ったことではなく、子どもの頃、自分のいる場所から離れて、どこかに行きたいという思いを抱くことは誰にもあることだと思います。実際、僕もそうでした。親としては、自分のできる最大限のことを、大吉は与えたと思います。大吉のライフスタイルのなかで。一番眺めのいい部屋を雅代に与えたりね。大吉として、最大限のことをしたんだと思いますよ」
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安田顕が考える理想の親とは?
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『ホテルローヤル』 オフィシャルサイト


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