急増するアジア系米国住民への差別や犯罪。在米日本人に聞く「今」
「声を出さない」アジア人から「声を挙げる」アジア人へ
「これからに希望を」ストップ・アジアン・ヘイト!
以前では考えられなかったことでしたが、週末には全米各地でアジア系住民へのヘイトクライムに対する抗議集会が行われるようになったといいます。 「うちの市でも今週末、抗議のデモ行進が行われる予定です。私も参加しますが、アトランタの事件を受けてアジア系の政治家やニュースキャスターも声を挙げ始めていますし、私達のコミュニティは確かに変わろうとしているんだなと感じます。そうした意味で私は、これからに希望を持っています」 アトランタの銃撃事件をきっかけに、ジョー・バイデン大統領も声明を発表。米メディアも、コロナ禍で溜まった人々のストレスが爆発し、アジア系住民がスケープゴートにされてしまっている現状を危険視する記事を多数投稿。 歌手のリアーナや女優のグウィネス・パルトロウ、バラク・オバマ元大統領などの著名人が抗議の声を挙げ、ナイキやケイト・スペイド、ヴァレンティノといったアパレルブランドが、SNSに「#StopAsianHate」(ストップ・アジアン・ヘイト)と投稿し、アジア系コミュニティーのサポートを表明しています。 Stop Asian Hate! アメリカで今起こっていることは、決して他人事ではありません。 Source:「CNN」「Asian American Bar Association of New York」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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