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麒麟・川島MCの朝番組『ラヴィット!』、爆死でも楽しめる人間模様

②厚労大臣のお嬢さん・田村真子アナの丁稚奉公感

 川島明をサポートする田村真子アナウンサー。田村憲久厚生労働大臣を父に持つセレブで、清楚な雰囲気が人気を集めています。  ところが、将来のエース候補に立ちはだかった『ラヴィット!』。パスタソースベスト10、1000円以下の缶詰を当てろ。まるで新番組とは思えない内容からひしひしと伝わる敗戦処理感。その渦中に放り込まれたお嬢様の必死の形相に萌えます。しゃべりはハキハキと、笑顔は絶やさない。いま朝ドラのヒロイン以上に健気なのが、田村アナウンサーです。

③不安を隠しきれないビビる大木

 いまのところ、元気を装う気力は失っていない様子の出演陣。ですが、ビビる大木だけは違っていました。初登場の30日放送から、“大丈夫かよ、おい”といった表情がワイプで抜かれていたのです。  この日は、シェフが認めるパスタソースからユニクロコーデという流れ。強いハートを持つ若槻千夏が満面の笑みでVTRを見る一方、ビビるの目はすわっていました。豊富な経験から察知したのでしょう。もちろん、声を張ってリアクションは取っていました。拾える笑いは、すべて拾っていました。  でも、ビビるの目は言うのです。“逃げろ”と。  『ラヴィット!』における、炭鉱のカナリア。ビビる大木に注目しましょう。  スタートから一週間も経っていないのに散々な言われようの『ラヴィット!』ですが、ここから起死回生の一手はあるのでしょうか?  いろんな意味で楽しみな番組です。 <文/沢渡風太>
沢渡風太
『女子SPA!』『日刊SPA!』で芸能記事を執筆するTVウォッチャー。日本亭のCMが狂おしいほど好き。Twitter⇒@hootersawatari
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